間違い勇者が世界を救う!?

沙羅双樹

第1話 間違い勇者、大地に立つ


とある世界のとある国のとある城……

ここからお話は始まるのですが…………


「貴様………マジで、処すぞ?」

威厳のある、顔に青筋を立てながら、

この城の主は目の前の男に処刑宣言を宣告

「……っざけんなよ?この髭! 大体なぁ? 勇者の子孫ってだけで、何で俺が魔王倒さなきゃならんのですか? って、さっきから言ってんだよなぁ? 耳悪いな?」


「あっはははっ……コイツ、やっちまおう?な?国王命令で殺っちゃいなよ?ユー?」


事の始まりは、30分前、勇者が着たとこから始まる


「おぉ、勇者ライトの子孫とはお主の事か?待っておったぞ?」

王座に座った、この城の主は、声をかけた


「初にお目にかかります、ジャスティン・ライトと申します、今日はどの様なご用件でしょうか?」

頭を下げたまま、ライト、王に挨拶をし、

呼ばれた理由を聞いた

「勇者ライトの子孫よ、お主も既に知っているであろう? 魔王が、この世界を闇で支配しようとしている事を」

一呼吸置き、王は勇者に次の琴葉を言った

「勇者ライトの子孫よ、魔王を倒し………世界を救うのだ!!!」

勇者を指差し、王は命じる、そして、それに、応えるように男は立ち上がり、王を真っ直ぐ見つめ、言葉を紡ぐ

「王よ………嫌です!!」

「おぉ、勇者よ、よくぞ言った!!世界に……って、あれ?今、何て言った?」

「聞こえませんでしたか、失礼しました、ではもうは一度大きな声で言いますね?」

「うむ、すまぬ、が、頼む……」

すぅーっと息を溜め、勇者は良い放った

「魔王退治に行くとかお断りです、嫌です!!!!」

城の時間が止まった………決して、新手のスタン●使いの攻撃てはなく、場の空気が凍りついた

「……えっと、あぁ、うーん……聞き間違いかな?」

王は冷や汗を拭いながら、強ばった笑みを浮かべた

「はぁ………これだからバカは、嫌だって言ったんですよぉ?王さま、イヤ、お髭様?」

頭を掻きながら、ライトは薄ら笑いを浮かべながらそう告げた

王は恥も外聞もなく切れた

「はぁ?おま、ふざけんなよ?勇者の子孫なんだから魔王倒すの当たり前じゃん!」


「あーでたでた、当たり前、常識……王様、こう言っちゃなんですが、あれでしょ?魔王倒せてさ? 旅立つときにくれるのは、ショッボイ装備に、雀の涙程度の50ゴールドと薬草三個でしょ? 今時、そんな福利厚生も無く、魔王倒したからって、その後の保証もないのに、栄誉だけで命かけて、時間と金かけて、誰が行くんですかぁ?」


勇者は捲し立てるように言葉を吐いた

「………勇者って、選ばれし者じゃん? 特別じゃん? 魔王倒す力あるから頼むんじゃん?」

「いや、あれだったら、王様から戦士になって、そこから、転職繰り返して、ゆうしゃに成れば良いんじゃないの?」


「いやいや、俺、王様じゃん?俺しか出来ないことあるじゃん?」

「はぁ……出来ることって、昔は、重要でしたけど、今時はあんま需要無いじゃないです? 今王様、出来るのって、アレじゃん?

おお!勇者よ、よくぞ戻った そなたが、次のレベルに上がるには、経験値が的な?」


「次のレベル迄、知るの大事じゃね?」

何言ってんの?的な顔で王様は疑問を顔に浮かべたが………

「いや、ぶっちゃけ、レベル何て、ステータス見れば良いし、セーブも神父さんしてくれますからね? しかも、こっちが危険な戦いで、全滅したとしても?アレでしょ?」

勇者は嫌悪感をに染ませながら言葉を繋いだ


「おぉ、勇者よ、死んでしまうとは情けない、次のレベルに上がるには、からの、行くがよい勇者よ……ですよねぇ? 自分達は安全な城で偉そうなに髭弄ってるだけだろうがあコラアァァァァ‼️……コホン、失礼しました、つい心の声が漏れてしまいました、気にしないで下さい」

勇者は満面の笑みを浮かべたまま、王様を見た

これが30分前起こったことであり、この後、勇者と王様は王妃から説教されて、二人で旅立つ事になった

まずは、仲間探しから始める事にした二人は城をでて酒場へと向かった

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