約束と秘密〜闇姫と光貴〜
むー
プロローグ
「月影さん、今日、合コン行かない?」
「すいません、仕事があるので。また今度、良かったらお願いします。」
「そっかぁ、じゃあまた今度、誘うね。仕事頑張ってね!」
そう言って彼女は、オフィスから出ていった。
「さっきの聞いてた?月影さん、付き合い悪いよね。ずーーーーーーーーーーーっと仕事してさ」
「それな、あと何年かしたらお局様になってそうww」
人の悪口は、本人に聞こえてない所で言えよ
私は、パソコンに向き合いながらそう思う。
気が付くと、あたりが静かになっていて、私以外誰もう残っていなかった。
「はぁ、あいつ、幸せになってるかなぁ」
私が、合コンに行かないのにもずっと仕事をしているのにもちゃんと理由がある。
合コンに行くとどうしてもあいつと比べてしまうし、ずっと何かをしていないとあの時のことを思い出してしまうから。
幼馴染みの光と付き合っていて、楽しくて幸せだった時を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます