10 これだけは読んでおけ!
おすすめの一冊って言われても困るんですよ。
まさに「ヒトツダケナンテエラベナイヨー!」な状態(笑)。
あ、元ネタは矢野妃菜喜ちゃんの「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!」ってフレーズです。
またこうやって話が脱線する…(笑)。
えーと、オススメは「スローカーブを、もう一球」っていう山際淳司さんのノンフィクション。
無駄がないし、スポーツが好きで本も好きって人にはもってこいな本なんですけど、多分ワイの文体にいちばん影響を与えた一冊ではなかろうかななんて思っとります。
簡潔なので心地よいのです。
そもそも本は好きなんですけど、根が理数系で好きな科目が物理と化学、数学はまぁまぁっていう気質なもんで、喋るの下手やし口も立たんしで、おまけにどっちゃか言うたら人見知りやし(笑)。
で、いちばん好きなフレーズが、
「スポーツは正々堂々と勝ち、威厳を持って敗ける」
確かにそのとおりで、世の中威厳もヘッタクレもない負けしかない中で、プライドを傷つけずに負けるのってスポーツぐらいのもんなんですよねー。
人生はいかにして負けるか──まぁ勝ち組にいっぺんもなったことがないワイからしたらそんなもんなんですけど、出来るだけダメージなくしながら負けるのって案外難しくて、それを教えてくれる本でもあるんですよね。
スポーツやと、同じフィールドで戦うしかないから、生まれ持った素性とか関係ない。
金持ちの家であろうが勝てないやつは勝てないし、貧乏であっても強いやつは強い──だから逆転もあるし、ジャイアントキリングみたいなことだってある。
今のような閉鎖された社会って、それがなくて引っ繰り返しようがないから苛ついたりする訳で…。
もっと人間、泥臭くて青臭くて良いような気がしますけどね…。
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