オーバーロード 至高の1人

曲家 ユウキ

第1話 1人

私は、「ユウキ」

このゲーム、「ユグドラシル」のプレイヤーであり、元ナザリック建築時の「建築責任者」だった。

仕事とゲームで仕事を優先し、ナザリックを建築してすぐにゲームを最初に辞めた者だ。

私は、力もなく、Lvも98と微妙なLvだ。

仕事はとても厳しいものではなく、時間は作れなくは無いのだが…

いや、作りたくなかったのだ。

新しく入ってきたものにもLvを抜かされ、

「あまり必要とされていないのではないか?」と思い、色々な理由をつけてその場を去った。

それからも仕事は手が付かず、長い休暇を貰い、引きこもるように家で寝た。

その時に私はユグドラシルにもう1度入ろうと思った。何故だろうか?自分にもよく分からない。だが、ゲーム機を開きユグドラシルにログインを行った。

「確か、ユグドラシルはサーバーのサービスが終わったってニュースであったような…」

と思ったが、特に他にやることも無く、

「まぁ、サービスが終了してもできるゲームはあるのだから、ユグドラシルもそれに賭けるか。」

と思い、行動に移した。

一応開けた。うん、開けた。だが、GMコールが届かず、ウィンドウは開けたが、ログアウトボタンが見つからなかった。

そして、ユグドラシルとは違う景色がそこにはあった。


そして今、目の前で、モンスターらしき影が見えた。

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