ハルくん

実はずっと温めていた思いがあって。

夫の説得に成功したので、昨日保護猫ちゃんに会いに行ってきました。


事の運びは、もう数年前からわたしが猫を飼いたくて仕方がなかったことでした。なんというか、まずうちの愛犬ちゃんはおいぬさんらしからぬ気まぐれさがあって、息子とわたしの間ではずっと“猫”のような印象でした。


そこから。そこからです。

猫ちゃんの跳躍や液体みたいなしぐさ。なんというのでしょうか……。猫ちゃんならではの体つきによるものにどうしても魅力を感じてしまったのでした。


気がついたらYouTubeでかわいい猫ちゃんの動画を漁る日々。

ひたすらリピートして眺める、漁る、また流すの繰り返し。エンドレス。ええ、ずっとエンドレス。執筆の合間に流すこともありました(これがまた朱集中力を根こそぎ奪う笑)。



そんな日々を続けてここ最近になりようやく、夫も前向きに検討してくれるようになり晴れて猫ちゃんのお迎えに至ったのでした。


できれば保護猫で検討していたので、保護猫サイトで見て回り、気になった子をピックアップ。夫と息子にも写真を見て貰い、全員の関心が得られた子がいる個人施設へ伺いました。


そこでびっくり……。

なんとそこの施設のオーナーさん、息子が幼稚園時代にお世話になった先生のお宅だったのです!どんなご縁……!


出会いがしら、「(息子の名前)ママー!やっぱり!そうだと思ってました!」と声をかけてくれた先生(今は先生を辞めたそうです。以下、先生)。

プレ保育の時の先生だったので、息子は先生を覚えていなかったけれど記憶力に厭いわたしでも「あー!」と声をあげました。

覗えば、名前と住所、息子の年齢を事前にチェックした際、そうじゃないかなあと思っていたそうです。……でもそれでわかるってすごいな……今思えば。


そんな初対面以上友人以下の関係があったのもあり、通常よりかはとても和やかな時間になりました。


そしていよいよ対面した猫ちゃん。施設でのお名前ハルくん。

ハルくんはそれこそいきなり身を摺り寄せて寄って来てくれて、撫でてあげるとペロペロと舐めてくれました。抱っこも嫌がらずさせてくれて、本当にひと慣れしている子。


もう家族みんなハルくんにメロメロ(笑)

必要な説明を聞き、分からない点をいくつも質問して恐らく最短であろう1日でトライアルまで行きました。


なので、これを書いている今、我が家にハルくんがいます。

昨日の今日で、ゲージから出てきて、少しずつ室内を回っている様子。初回こそ警戒心の強かった愛犬ちゃんもハルくんも、今では過干渉せずな距離感でリビング内自由に過ごしています。


なんとも不思議な気持ち(笑)

急に3人(息子、愛犬ちゃん、ハルくん)のお母さんになった気分。いやたぶん、事実上そうなんだろうけど。


しばらくこの新生活のお話が主体になるやもしれませんが、どうぞよろしくです。

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