うえるかむ

「子供のころ学校にK君って子がいたの。華奢きゃしゃで白くて休みがちで…病弱だったのかな?いつの間にか学校に来なくなった」

「僕のクラスにも似た子がいたよ。その子もK君だったな…」

夫婦のかたわら、子供は手紙を書いている

―Kくんへ、早く学校にこれるといいね。今度はあの意地悪先生を噛んでね!

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