24 珍しいお客さまへの応援コメント
「調度品はすべて違う者」
物ですよね。
作者からの返信
杜松の実さま
19話も24話も誤表記報告ありがとうございます……!
お恥ずかしい限りです。修正完了しました。
いつもご丁寧にありがとうございます。
1 砂漠の街への応援コメント
四段落目、一字下げし忘れていると思います。
それから、すみません。ひどく細かいところかもしれませんが、
「体を起こすと、俺の膝に乗っかっているのは深紅の布をまとった女だった。」
ここが ん?となります。
背後からぶつかり、前のめりに倒れ、背中に感触、とあるので女性は背面に乗っかっていると思います。
そこで膝の上と来るので、膝裏の間接の所やふくらはぎとかに乗っているのかな、と想像を補いました。それなら上体は起こせますから。
でも二話の冒頭で「膝小僧」とあるので、やはり前面に女性がいますよね。
上半身と下半身が逆向きになっていないと成立しないのかな、と。
作者からの返信
杜松の実さん
段落下げご連絡ありがとうございます。修正しました。
>「体を起こすと、俺の膝に乗っかっているのは深紅の布をまとった女だった。」
>ここが ん?となります。
確かに、描写が不親切でしたね。
前のめりで倒れる→サルファが寝返りを打ってから体を起こす→アリージュが体を起こそうとしてサルファの膝の上に倒れている
みたいなことを表現したかったのです。
改稿時参考にさせていただきます。ありがとうございます!
「カーニヴァルの乙女」を書き終えてへの応援コメント
完結おめでとうございます!
いつも楽しく読ませていただきました。
サルファとアリージュの恋の話だけでなく、最後の方は街を抜け出すというスリルのある展開で、最後の最後までハラハラドキドキしました。特に座長に捕まりそうになった時はどうなる事かとヒヤリとしましたが、さすがのサルファ、入念な準備でしたね。街を出てアリージュと生きていく彼の決意を改めて強く感じた瞬間でした。
砂漠の街の人々の生活、仕事、衣装、食べ物・・全ての描写が繊細で丁寧で、架空の世界なのに細かい部分まで構成がとてもしっかりしているところが本当にすごいなと思います。
こちらの作品を読むのが日課となっていましたので、もう更新がされないと思うと若干ロスになりそうですが、キャラクターの裏話等も楽しみにしております。
素敵な作品をありがとうございました。
「カーニヴァルの乙女」を書き終えてへの応援コメント
完結おめでとうございました。
二人の旅立ちが美しく、無事に二人揃って旅立つことができたこと、本当に嬉しいです。
と、同時に、もうみんなに会えないの寂しい~(T0T)と思っていたので…裏話がうかがえるとのこと、そちらも楽しみにお待ちしております。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
いうら ゆう様
こんにちは、高村芳です。
最後まで本当に、本当にありがとうございました!
途中でコメントいだだいたり応援してくださっていたりしたのが本当に励みになりました。
寂しいと言ってくださって嬉しいです……!
またフラッと投稿させていただくと思いますので、よろしければ覗きに来てください。
ありがとうございました!
「カーニヴァルの乙女」を書き終えてへの応援コメント
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
素敵な物語をありがとうございます。
たまたまこの作品に出会い、そしてここまで読むことができて、本当によかったと思います。
月並みな言葉ですが、サルファとアリージュの幸せと、高村芳様のさらなる活躍を祈ります。
作者からの返信
空何様
こんにちは。高村芳です。
この度は完結までお読みいただき誠にありがとうございました。
最後まで書き切れたのも、空何様のように伴走してくださった読者がいてくださったからです。
サルファとアリージュの旅が続くように、
私も頑張って執筆活動続けてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
編集済
「カーニヴァルの乙女」を書き終えてへの応援コメント
お疲れ様です。
素晴らしかったです。
web小説で多く流布されている、終息しないだけで展開を数珠つなぎで生きながらえさせて十万文字に達している物とは異なる、小説とはこうあって欲しいと思える長編小説でした。
すみません。比較して素晴らしいという意味ではないです。純粋にこちらの作品は素晴らしいのです。
サファル、アリージャ、ナセルと大変魅力的で、とくに私はナセルが好きです。どの人物も確かに砂漠の地で息づいているのがよく分かります。
サファルは両親の死をきっかけに、人に頼らずに生きていこうとする。周りの人たちもまた、少年の覚悟を損なうことのないようにと、遠巻きに見詰める。それも愛情の形であった。
そんな少年がともに生きていきたいと思える女性もまた、たった一人の姉をおいて孤独だった。孤独なだけでなく搾取される位置にいた。
少年少女は与えられた苦しい環境を、己と自分を愛してくれる人たちの手を借りて脱するも、その前途は最後の場面「舞い上げられる砂」で表されている様に決して楽なものではない。それでも彼等二人なら乗り越えられる。いや、前を向いて乗りこなせる、と希望に満ちた読後感でした。
本当にいい作品です。
だがしかし。だがしかしなのです。
こちらを偶然に出会っていたら、大絶賛で終われたでしょうが、高村作品となると話は少し異なります。
あくまで感想であり、評論でもなければ、客観論などとのたまう積もりは一切ありません。極めて恣意的に申し上げます。それから、私は高村さんの作品を全て読ませて頂いてはおりませんし、当然高村研究の一人者という訳ではありません。今から書かせて頂く内容は、十万文字をこれほどの濃度で書き詰められた高村さんの多大な労力に冷や水を浴びせかねない、愚行であることをお詫びいたします。何度も言いますがこれは恣意的な論です。
私は冒頭で申し上げさせて頂いた感想の他に、二つの印象を持ちました。
一つは、高村さんにしては、圧倒的に文章が拙いです。これは指摘させて頂いた誤字や誤謬とは関係ありません。もっと作品の根幹に関わってしまう点です。同様の表現を二度三度と用いている、一つの文章に近いニュアンスを含む文言が連なっている、などこれまで高村さんに対して抱かなかった思いを、今作品では抱きました。私の中の高村さんの文章は、より洗練され、より美しく、より文学です。抽象的な表現になってしまい申し訳ありません。しかし、ここで具体的にこの文章が不味いなどと言う指摘は控えたいです。それは高々読者の分際で行うべき行為ではないと思います。加えて言わせて頂くのなら、一つ一つの文章が圧倒的に拙いと言いたいのではありません。一つ一つは、少しずつ拙い為に、全体としては圧倒的に、私の中の高村さんの作品と比べて拙い、と言いたいのです。全体として、と書きましたが、それは全文が拙いと言う訳でもありません。おそらく拙いという印象を受けた文章は、割合で言えば小さなものとなるでしょう。これはあくまでも、恣意的な印象として、全体的に拙いと思った次第です。
二つ目は、高村作品の特徴でもあった「潔癖なるリアリティ」が足らない、と思いました。リアリティにも複数の意味合いがございますから、言い換えましょう。この言い換えはここでのみの限定的なものにはなりますが、「作品の中に高村さんの意図、指揮を感じる」ということです。著者の意図に沿って動く人物、起きる出来事、のように幾らか著者の意識を感じました。人物の心情や行動を決定付けるコードと言いますか、装置と言いましょうか。サファル、アリージャ、ナセルも、それぞれがそれぞれの心情や考えに基づいて行動しているのだけれど、その外部の環境は、高村さんの望むべく方向に走らせるコースが用意されている、と言ってもいいかもしれません。全てがそうとは言いません。こちらも局所的に、些細に感じた程度ではあると思います。が、小説の中で著者の意図に触れることは、強く印象に起こります。
随分と長く書かせて頂きましたが、第一に思うのは、冒頭の感想です。読んでいて楽しかったです。とても良いものと出会えたと満足しています。
ただ、高村さんならば、もっと凄いものが書けるはずだと、勝手ながらに思ってしまうのです。
何度も言いますが、こちらは極めて恣意的な意見であり、私限定の主観からもたらされた論であり、それも第二第三と思想を深めて得られた知見ですから、その程度の取るに足らない物として受け取ってください。
作者からの返信
こんにちは、高村芳です。
まずは10万字、お読みいただき本当に、本当にありがとうございます。
杜松の実さんから「完結するのを待ってますね」とたびたびお声がけいただいたので、これは絶対完結させねば!と気を引き締め、なんとか書ききることができました。
サルファの成長、そしてそれらを支えてくれた人々との交流を感じてくださって嬉しいです。私も書いている途中「ナセル、良いヤツ……」と思っておりました。おかげでナセルの登場シーンが少し増えていました。笑
また、貴重なご意見もいただき、本当にありがとうございます。恣意的だなんてとんでもございません。このようなご意見が作者にとってどれだけ貴重なことか。杜松の実さんはそれをわかってご意見くださったんだと承知しております。同時に、杜松の実さんは本当によく読み込んでくださってるんだと感激しました。ここからは作者の戯言としてお聞きください。
ご指摘いただいた部分は、まったくもっておっしゃるとおりだと自分も実感しております。
今作「カーニヴァルの乙女」を書くにあたり、「私は長編を書ききることができるのだろうか?」ということをテーマとしておりました。今まで4万字を超える作品を書いたことがなかったのです。「書ききれないなら短編専門で書いていこう、書ききれたら長編にも挑戦していこう」と決意して執筆を始めました。もちろん、読んでくださった方に面白く思ってもらえる作品を、ということは念頭に置き、自分がどこまでできるのかを見定めようとしたのがスタートでした。
結果的に、書ききることができました。しかし、そうするために多少犠牲にしてしまったことがあります。そういったところが、杜松の実さんにご指摘いただいたところに露呈してしまったのだと自覚しています。本作は、まだまだ連載長編を書く実力には足りていなかった(少なくとも週2連載は)、ということに気づけた作品となりました。
しかし、当初の目標のとおり書ききることができたので、次も長編小説に挑戦したいと考えております。ただ、連載小説にすることはないと思います。今回と同じような執筆・公開方法では、面白さ、クオリティ、そして“高村芳らしさ”をもっと突き詰めていくのが難しいと判断したためです。
「カーニヴァルの乙女」は、私のとって大きなステップとなりました。
長編だからこそ読者の皆様に伝えられる面白さがあるということがわかりましたし、自分の実力もわかりました。
次はもっと面白い小説をお届けすべく、今は準備を進めております。
そちらも皆様のお目にかけられるタイミングになれば、もしよろしければまた杜松の実さんにもお読みいただけると嬉しいと思っております。
本当に言い訳がましく、作者として不適切な発言もあったかもしれませんが、これが私の本意です。これからもっと面白い小説を書けるよう頑張ってまいります。
このたびは貴重なご感想とご意見、ありがとうございました。