◇◆◇First Case「ヒント」◇◆◇

『ようこそ、みんな』

『ここに来た理由はわかってるよ』

『ふふふ……みんなは僕とお喋りしに来たんでしょ?』


『……え? 違う? そもそもお喋りする方法がない?』

『あ、そう……。しょぼん(´・ω・`)』


『え、なんですか魔王様? 早くしないと溶かして魔法少女に振る舞う?』

『ちょ、ちょーっと待ってください? ヒントの紙、どっかに落としてきちゃって……。ここかな? いやここにはないっぽい。じゃあこっち? あれ、ない……』

『あ、あ、あ、待ってぇ! いやぁああああ!』


(数分後)


『な、なんとか許してもらえた……』

『じ、慈悲深い魔王様が新しいコピーを持って来てくれたから!』

『それじゃあ改めまして、ヒントの発表と行きましょうか!』


『っていっても、今回の謎はかなり簡単になってるはずだからね。この作品お得意の不可能殺人ですらないし』

『というわけでヒントも控え目、二つのみ提供させていただきまーす!』


『ヒントは文字化けして僕にはさっぱり読めないけど、たぶんみんなならそのまま読めるんだよね?』

『え、自力解読もできない子がいるの? それは想定外だな……』

『まあ 文字化け 変換 って調べればすぐにやり方もわかるはずだから』

『Shift_JISからUTF-8に変換すればちゃんと復元できるよ』

『それじゃあヒント、行ってみよう!』




ヒント①

縺ェ縺憺ヲ咏巨縺ッ骭イ髻ウ讖溘ヮ譛臥┌縺ォ縺、繧、縺ヲ閨槭>縺ヲ蝗槭▲縺溘°


ヒント②

縺ィ縺ゅk繧ゅヮ繧呈枚蟄嶺ク翫□縺代〒縺九s縺後∴縺壼峙髱「蛹悶@繝ュ


(作者注:人によっては変換サイトにコピペしてもうまく解読ができないそうなので、そのような場合にはTwitterのDMにてご連絡ください。作者が直接、文字化けしていない形でヒントを出します。できる限り多くの人に推理しながら楽しんでほしいので、遠慮なくどうぞ)




『ヒント①がミスリード潰しのヒント、②がトリック解明のためのヒントってところかな』

『いつもよりヒントが少ないけど、まあ大丈夫だよ。たぶんみんなが引っ掛かりそうな場所はこれくらいだからね』


『それじゃあ、ヒントも全て出揃いましたということで!』

『画面の前の探偵さんたち、もう覚悟はできたよね?』


『【真相】を丸裸にして、悪い子には罰を与えてあげよう!』

『そうしないと、みんなの推しも殺されちゃうかもしれないよ?』

『あ、今回推しが死んじゃった人に関しては保険適用外ということで!』

『くく、くははっ――ああもう、また魔王様の偉大さをつい真似しちゃう!』


『――それじゃあ、推理スタート!』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る