こんにちは。
ヒントを見まして、僕の推理がおおよそのところ間違っていないことが分かりました。
僕の推しが19時半まで生きていることが分かりました。少しでも長く、生きていて欲しい。
しかし、空澄さんは必ず死んでいる。
僕の死者の剣は、「死者が何を思って死んだか、それを汲み取るもの」と理解しました。
ので、死者である空澄さんが、「死の前に、何を思って死んだか」、「何を計画して、実行したか」を知ることが、僕が死者の剣を振るう理由であります。
現状が「空澄さんが計画したことがほぼ100パーセント形になっている」と仮定します。
すると、空澄さんの死亡推定時刻を偽証した藍さんは空澄さんの仲間で間違いないと思います。
藍さんが「空澄さんの計画を利用した」のであれば、「現状が空澄さんの計画通り」ではなり得ません。
食堂で生前、空澄さんは藍さんと接理さんに話をしています。これは、計画の仲間に引き入れることだったと。故に、接理さんも仲間と言えます。
さて、現状が「空澄さんの計画通り」だとすれば、その現状を知ることが、空澄さんの計画を知ることに繋がると思いました。
・現状
空澄さんは死亡
藍さんが怪しい→藍さんが犯人
となっていますので、逆説的に、空澄さんの計画は、「空澄が死に、藍が犯人となること」と見られます。
これだと普通に、空澄さんの死に損です。
ここに、空澄さんのメリットがあるはずです。
空澄さんのメリットと言えるのは、ワンダーの失脚。ワンダーをゲームのルールを守った上で敗者にすることです。
その為に、空澄さんは、ワンダーを時には言いくるめ、自分に都合が良いルールを明言させていました。
【スライムを殺した人は犯人ではない】
【犯人を殺した人は犯人ではない】
などですね。
この2つ目、【犯人を殺した人は犯人ではない】。これは、ワンダーが【犯人】を処刑する時に適用されるものでした。
ちょっとひねって考えると、【ワンダーが犯人ではない人を、犯人だとして処刑した場合、ワンダーは犯人となる】ことにならないかと思いました。
空澄さんは、藍さんが犯人「のように見える」「ワンダーが藍を犯人と誤認する」ような事件を起こし、ワンダーに【犯人】を間違えて処刑させ、ワンダーを犯人とする計画を立てていたのではないか。
そうすると、空澄、藍、接理の役割は見えてきます。
空澄:被害者
藍:容疑者。間違えて処刑される。
接理:真犯人。
間違えて処刑された藍は死にます。二人が死んだ後、ネタばらしをする人が必要ですから、それは接理に任せたのでしょう。
すると、
真犯人は接理で、藍に犯行を擦り付けた。
が真の正解となります。
とすると、色々なところが矛盾が生じるので、実際には「空澄の計画を利用した藍を利用した接理が犯人」みたいになるのかな?
10月8日から読者への挑戦状パート2が始まるらしいので、ギリギリまで考えてみましたが、そもそもこの考え方でいいのかわかりません。
せっかく用意された問題を読まないのも勿体ないので、ここらで僕の挑戦状1への回答を終わらせて、次に進みたいと思います。
〇魔法の使用について
今回魔法使って無いんですよね…….。
接理の確率操作で、空澄の身体をナイフが通過して、殺した風に見せかける……みたいなことや、確率操作で儀式の間の床からガソリンを通過させて下の階の浴室をガソリンまみれにした……みたいな方法も、考えてはみましたけど、美しくない……!
刹那回帰も、時を止めたり、戻したりする使用方法は考えつきましたけど、それが今回の事件にどう作用したのかは分かりませんでした。
・時を止める……刹那回帰をコピーした空澄と、刹那回帰をお互いにかけ続けると、10秒前の状態に二人とも居続けることができる。クールタイムを待つと、時間軸0秒の状態をキープできる。
・時を戻す……刹那回帰を自分に使うと、10秒前の状態に戻る。10秒前の状態は、魔法を使う前なので、10秒のクールタイムを待つことなく、すぐに使える。繰り返すと、自分の時を戻すことが出来る。(自分、または「刹那回帰」をコピーしている空澄にのみ使用可能な技)
空澄と藍、二人して時を戻すこともできる。
〇ゲームの制作者について
藍か接理のどちらか。
ゲームを作って、「空澄の計画」がバレないような、世界観の構築をする、と三人の密談の時に話していたのでしょう。
故に空澄の「このゲームなんだ」発言が生まれたのではないか。
すると、制作者として相応しいのは、犯人として怪しまれる必要がある藍です。
空澄は制作者ではない。空澄の死後(かどうかは不明だけれど)、データが破棄されているから。
藍が食堂に来た時に目付きが悪かった時、徹夜してゲームを作ったのかなと思いました。後付け推理ですけれどね。確定情報ではないです。
それか、真の犯人として躍り出る時に、接理が『私が作った』と言う可能性も?
特定は現状できませんが、「空澄以外の協力者のどちらか」という回答で止めておきます。
空澄は、みんなの前で騒ぎを起こして『呪怨之縛』を強引にコピーしました。それに何らかの意味があると思うのですが、何も閃きませんでした。
僕も次のフェイズに進みたいと思います。
作者からの返信
ゲームの制作者は、現状で特定可能です。
仮にこの事件の(ぎざさんの推理によれば)【犯人】が藍であり、製作者が接理とするなら、製作者が接理であると先に告発してしまえばいいのです。というよりしない理由はありません。しない方が不自然ですから、ワンダーを欺く計画を立てているならなおさら告発するべきです。
二人の役職が逆の場合も同様です。
ですから、製作者=【犯人】の図式は決め打ちして然るべきものとなります。
ぎざさんにはもしかしたらDMで言ったかもしれませんが、接理の[確率操作]は新世界の神もびっくりな「無条件の心臓麻痺」を起こすことができます。ですから、仮に三人が共謀して「表向きの犯人」と「真犯人」を作っていた場合、たとえば心臓麻痺で死ぬ時刻を某ノートのごとく決めておき(ここでは仮に19時35分としておきますが)、19時35分には既に藍が空澄の前にいるようにして、ちょうど心臓麻痺で死んだところに包丁を刺せば「真犯人」は接理という図式が成立します。
ただしこれでワンダーを処刑に導くのは酷く困難です。なぜなら、接理が魔法を使った証明ができないからです。ワンダーの目の前で魔法を使用したなら、接理が【犯人】というのはワンダーの知るところとなりますので、間違った相手を処刑という可能性はなくなってしまいます。しかしワンダーに隠れて使ったなら、接理が真犯人であるという証明ができないので、ワンダーがゴネれば突っ撥ねられてしまいます。仮に魔法の宣言を録音したとしても、接理は魔法を発動したという嘘だってつけるわけですから、無意味です。
隙だらけに見えるワンダーですが、やはりそこはこの場の支配者。一筋縄ではいかないのです。
というか一つだけ正したい勘違いがあるのですが、それを指摘するのはネタバレと変わらないので……明日投稿予定の話を見て下さい。それで一つ、前提が覆るはずです。
僕から言えることは以上です。
ダメだ―。真相のその先、ぜんぜん分かりませんでした。
最初の推理で頂いたご指摘とヒントを元に【真相】を修正させていただきます。
まず、浴室にガソリンを撒けた人物はアリバイの無い空澄しかいません。
ゆえに、空澄が17時以降も生きていたとすれば、死後硬直の状態と矛盾。
それを唯一確認できる藍が嘘をついており、犯人であるところまで修正はありません。
僕は一度目の推理で全て空澄主体で事件が起こったと推理しましたが、
空澄と言えど藍の行動を全て誘導することは難しいです。
よって空澄の計画を元に、藍は別で犯行計画を立て実行に移したと軌道修正させていただきたいと思います。
まず夕食後、ワンダーを使い全員を食堂に引き留めたのは空澄の意図だと思われます。
これにより空澄は自分だけが動ける時間を確保し、浴室と儀式の間へのガソリン散布を行いました。
儀式の間への糸の設置は設置後、出入りができなくなるためこの時点では部屋に用意されていただけで
設置はされていなかったと思われます。
19時半に参加者がワンダーから解放された後、藍は包丁を持って儀式の間へと向かいます。
儀式の間に居た空澄を刺し殺し台座の上に運搬。
儀式の間の入り口に糸の設置を行いました。
糸の設置に10分、殺害に1分。藍は19時50分に神園と合流しており、20分のアリバイの空白があるため
矛盾はありません。
糸の設置の際に一か所だけ通れるところを用意しておきます。
20時に神園と共に藍は儀式の間へ。
設置された糸の隙間から儀式の間へと潜入。自分だけが死体を確認できる状況を作ります。
死後硬直の状態を偽り、空澄が17時以前に死んでいたと皆に誤認させることで、
浴室にガソリンを撒く時間分のアリバイを作り出しました。
以上。【真相】の推理となります。
以下、【真相】のその先の推理となります。
まず【真相】のその先を推理するとっかかりとなる犯人の不自然な行動について。
空澄の視点に立つと、彼女の準備は夕食後ワンダーが参加者を足止めしていた部分のみで
完結しています。
しかし、ワンダーの介入はそこだけではありません。
「蜘蛛神への生贄」のプレイ、夢来、佳凛のシューティングゲームを強制しています。
蜘蛛神への生贄は見立て殺人に必要なのだとしてもシューティングゲームを強制することは
夢来、佳凛のアリバイを証明することにつながるだけで空澄や、藍には有利に働くとは思えません。
そこから導き出される帰結は最初の推理と同じ、犯人が参加者にわざとアリバイを作ろうと
していたことです。
僕は最初の推理でその理由を、確実に藍が犯人として指名されワンダーに処刑されること、
そして実は藍が犯人ではなく、藍を処刑させることでワンダーを犯人に仕立て上げることが【真相】のその先だと推理しました。
しかし、その推理の構成要素である『空澄が実は生きていて刃物が体に刺さったように偽装している』という
部分は棄却されてしまいました。
では、僕の推理した真相のその先は間違っていたのでしょうか。
他の可能性を考えましたがどれもしっくりきませんでした。
そこで僕は推理した真相のその先はあっていると仮定します。
ではどういう場合なら
『藍が犯人でなく、ワンダーが藍を犯人だと誤認し処刑。ワンダーを犯人にする』状況に持ち込めるか。
まず前提として空澄、藍、神園は協力関係にあると考えます。
空澄の死体はワンダーから確認を受けているはずです。
・空澄の死体に生体反応は無く、刃物は間違いなく死体に刺さっている
ワンダーが藍を犯人だと認識するにはワンダーが殺害シーンを確認している必要があります
・藍が空澄を殺すところをワンダーが目撃している
藍の処刑後ワンダーを犯人だと糾弾するためには、ワンダーに言い逃れができない状況で藍が犯人でないと証明できる必要があります
・証明:藍の処刑後、藍の無実を証明する証拠が存在する
以上の三点を元に考えます。
現在の状況を説明できるパターンには以下のものがあると考えます。
①藍が犯人で無いのは殺人を犯していないから
A.空澄は死んでいる
ア.藍以外が空澄を殺害。(確率操作での病死、自殺+呪怨之縛)
B.空澄は生きている
ア.死体は空澄の偽物(ワンダーの宝石、存在分離+呪怨之縛)
イ.死体は空澄が死んだふりをしている(刃物の偽装)
②藍が犯人で無いのは空澄がすでに犯人だったから
A.空澄は参加者を殺した(?)
B.空澄は魔物を殺した(謎触手、ワンダー)
③藍は犯人だが、現在藍とされる人物は別人と入れ替わっている
①-A-ア
この場合空澄の死体の条件はクリアです
殺害シーンでワンダーの眼をごまかす必要があります
例えば、
藍が空澄を刺す直前に神園が確率操作を使い空澄を殺害、
または空澄が自殺し呪怨之縛で体を硬直させ立位を保つことで生存を装う
上記のようにすればワンダーに藍が空澄を殺すシーンを見せることができます
最後の証明ですがこれが難しいです。
検死が行えれば死因が刺殺による失血死ではないと判明できるでしょうがその技術が
ある人物は参加者にはいません
何か死因を証明できる手段があればいいのですが、刃物が死体に刺さっているのは間違いがなく、
それが死因でないと証明するのは困難です
①-B-ア
この館にはいくつも死体に偽装できそうな要素が存在します。
館スライム、ドッペルゲンガー、存在分離
実は空澄は生きて館のどこかに隠れており、死体の偽物を作り出せれば偽装できそうです。
館スライムやドッペルゲンガーであれば空澄の偽物を作り出せそうです。
魔物が死んでしまっても命令があれば変身は維持されます。
ただしそれにはワンダーに協力を求める必要があります。
ワンダーが協力してくれるとは思えませんし、ワンダーをだますためにワンダーに協力を求めるというのはおかしな話です。
ワンダーは宝石を通じて魔物に命令をしており、確率操作で宝石を落とすように仕向け参加者が宝石を使い魔物に命令する
ということも考えましたが魔物への命令権は魔王の特権であり、宝石を奪っても魔物には命令できないと思われます
存在分離を使い空澄を生体と死体に分離するのはどうか。これも
ワンダーに気づかれないぐらいの死体を用意するとすれば生体の方はほとんど
機能しなくなってしまいます。これも難しそうです。
①-B-イ
空澄が死んだふりをしているのではないか。
これは最初の推理の内容です。
この場合、藍が犯人でない証明は確実に行えますが、死体の偽装が問題です。
生体反応は呪怨之縛でごまかせるかもしれません。しかし刃物は体に突き立っているのは
確定しています。この状態で普通なら生きていることはできません。
そこで考えたのがトンネル効果を利用し体を傷つけることなく刃物を刺す方法です。
作中でトンネル効果は物体が物体をすり抜ける現象として描写されています。
また壁抜けの際に神園は効果時間を過ぎると手が抜けなくなると発言しています。
これを刃物で行うとどうでしょうか。
藍が空澄を刺す瞬間に確率操作を発動。刃物は空澄の体をすり抜け、体内に入ります。
その状態で効果時間が過ぎれば体を傷つけることなく刃物を刺した状態が作れそうです。
ただしその場合確率操作の効果時間後は刃物は体に刺さる状態となります。
その状態では刃物は固定されているわけではないので体を傷つけてしまうことになります。
空中で固定しておく方法があればよいのですが、適切な魔法も物理現象も思いつきません。
まさか糸で釣っておいてもワンダーに気づかれてしまうでしょう。
②-A
空澄がすでに犯人であれば藍は空澄を殺しても犯人とはなりません
では誰を殺せるのか。
生存者は全員が生存を描写されています。魔物を使い参加者の偽物を用意しているとも
考えられますがどのみちワンダーの協力が不可欠です。そうではないでしょう。
すでに殺されている人物の中で空澄に殺された可能性のある人物はいないか。
犯人として処刑された人物は真っ先に除外されます。犯人を殺しても犯人にはなりませんし、
仮にその人物が犯人でないとしたらワンダーに処刑されているわけですから、その証拠が示せるのなら今回の
事件を起こすことなくワンダーが犯人だと証明できるはずです。
では事件の被害者はどうでしょうか。これも仮に被害者を殺した犯人が空澄だとしたら、
犯人とされた人物は犯人ではなかったことになり、それが証明できるなら今回の事件を起こす必要は無くなります。
②-B
空澄が魔物を殺していたらどうでしょうか?
スライムに関しては殺しても犯人にならないとワンダーが明言していますが逆に言えば
それ以外の魔物を殺した場合犯人となると受け取ることもできます。
ただし通常魔物は館内に居ません。
接触の機会があったとしたら作品内で描写された場面のみであると考えてよいでしょう。
そこで一番怪しいのが謎触手です。
空澄は女子トイレへ何度も侵入し確率操作を使い何かをしていた描写が登場しています。
この時空澄は謎触手を殺したのではないでしょうか。
謎触手が死んでもワンダーの命令により謎触手は女子トイレを守り続けますから
ワンダーも死んだことには気づかないかもしれません。
とはいえそれをずっと隠し通すのは不可能に思えます。
数がたくさんいるスライムならまだしも他の魔物でも同様に思えます。
ワンダーを殺すという手もあるでしょうが、さすがに殺されれば気づくでしょう。
③
これもワンダーの協力が得られない以上無理筋でしょう。
というわけで今回真相のその先には至れませんでした。
何も書かないのは悔しいので推理過程だけ載せさせていただきます。
挑戦状②で再挑戦させていただく所存です。
作者からの返信
またまた熱のこもった推理、本当にありがとうございます……!
毎度のごとく感無量です。(*^^*)
早速、いつものごとく些細なコメントをさせていただきます。
とはいえ今回頂いた推理の中に、僕が指摘するべき部分はほとんどありませんでした。
滝杉さんが立てた推論と、それを否定する根拠に関しても僕が口出しをする必要はなさそうです。
なので、描写外のもの二点に関する情報をこちらから。
まず一つ、謎触手は現在(Chapter4のどこかに書いたと思うのですが)女子トイレから撤去されています。そのため仮に空澄の手で殺されていたなら、その時点でワンダーに露見していました。
また基本的にワンダーの目はどこにでもあるため、ワンダーを欺きたいのなら「いつでも見られる可能性がある」という前提のもとに行動しなければなりません。これはワンダーの協力者として振る舞っていた空澄は十分によく理解していることです。
もう一つ、「空澄の死体に生体反応は無く、刃物は間違いなく死体に刺さっている」と滝杉さんは書かれましたが、これは正確ではなく、「空澄が動いていないことと、包丁が刺さっていることを確認した」です。
ただ今絶賛、解決編①・問題編②を投稿していますが、その最終盤でおそらく、この推理の中で分けられたルートの種類が一つに確定します。
もし選択肢が狭まるのが嫌であればご注意下さい。
今回は以上で失礼させていただきます。
編集済
実は空澄ちゃんが一番推しです(突然の告白)
リアルタイムで追い掛けたかったってぐらい引き込まれています。
先輩方には全く敵いませんが、現時点(ありがたいヒント込み)での推理はこれです。
【フーダニット】
包丁を突き刺したのは『唯宵藍』。
事情を知っている協力者が『神園接理』。
『大事な話』に付き合った二人と『棺無月空澄』が今回の事件の首謀者。
空澄はこの共謀のために、ワンダーに取り入って『密談』の権利を手に入れた。
『密談』なので、ワンダー視点では協力者が存在しない。
【ハウダニット】
・見立て殺人の元になったゲームの制作者は『棺無月空澄』
→「……ああ、このゲームなんだ( ̄д ̄)」の台詞から
・全員にアリバイがあるように誘導したのは『唯宵藍』
→死後硬直から死亡推定時刻の下りは全部でっちあげ、それをバラさないようにするためのトラップ
→わざわざ全員にアリバイを作ったのは『解かれることを説明したため』
・ガソリンを散布したのは『棺無月空澄』
→彼女であれば時間的にも可能
→その間他の人間をワンダーが食堂に足止め
→『唯宵藍』『神園接理』が入浴後にガソリンが散布されたと認識させるため、浴場にもガソリンを散布した
→これにより『唯宵藍』が必要とする時間は大幅短縮、19時30分以降の犯行も可能に
【真相】
・何故せくちー
→死んでいないから、それを誤魔化すために魔法少女服を隠した
→そのことを不自然にしないためのゲーム制作と見立て殺人
→致命傷でありながら即死ではない(心臓からはズレた)
→『呪怨之縛』と『刹那回帰』で致命傷のまま固まっているだけ
→三章で他の魔法を絶対に当てないように念押ししていたのはこの計画のために必要な魔法を失わないようにするため
・目的は?
誰も殺していない(=犯人ではない)『唯宵藍』を、ワンダーが殺害することでワンダーを犯人に仕立て上げることが目的
→『棺無月空澄』は、何度も何度も、ルールを誘導していた
→また、魔王を倒すことは魔法少女として当然の責務
探偵役を育てていたのは、魔王を処刑台にぶち込むため。
それまでの犠牲者は使命のためには仕方が無い犠牲だった。
魔法少女としての使命に誰よりも従順で、故に使命のためならなんでも駒にする。
『無限回廊の黒き盾』が命を引き換えに協力したのは、固執する正義故に。
――――と、今日一日滅茶苦茶頑張って推理しました。
いやもう、これで大外れだったら笑っちゃってください。
それと、もう一章残っているのが本当に不穏でなりません…………
作者からの返信
丁寧な推理、ありがとうございます。
他の章に仕込んだ細かい伏線まで拾ってくださってる……!感激です。m(__)m
ただ少し、細かいツッコミをば。
これは他の方にも言ったことなのですが、「……ああ、このゲームなんだ( ̄д ̄)」の台詞=空澄が作者とするのは不適切です。ワンダーは『みんなに遊ばせてやってほしいって言われたから、それも実現してあげたってわけ!』と発言しており、つまり、制作者=全員でプレイすることを知っていた人ということになります。どこか他人事のように言う空澄の態度は不自然です。演技だとしたら、そもそもこんな意味深な発言をせずに黙っていればいいだけです。犯行計画に使う想定のものならば、なおさら。
なのでこの発言から汲み取るべきなのは、なぜ空澄はこのゲームを知っているようなのか、そしてなぜこのような発言を「わざわざしたのか」です。
→『呪怨之縛』と『刹那回帰』で致命傷のまま固まっているだけ
このところが微妙に不明確ですね。[刹那回帰]で巻き戻せるのは十秒だけで、更にChapter2で説明したよ下り、人間相手に一度使えば再使用できないほどに魔力が持って行かれます。
それ以外、特に反論点はありません。
気が済みましたら、どうぞ次へとお進みください。
ちなみにどうでもいいですが、僕も空澄はかなりの推しです。というか自分が今まで書いてきたキャラの中でもトップレベルに好きな子です。