◇◆◇Third Case「読者への挑戦状」◇◆◇
『頭ピンクちゃんの役立たず!』
『やーい、やーい、今どんな気持ち!? ねえ今どんな気持ち!?』
『盛大にボクに啖呵切ったクセして、何の謎も解けないってどんな気持ちなの!?』
『いやぁ、なんだっけ? ボクに罪を償わせる、だっけ?』
『あはははははははは! そんなことする前に、【犯人】に罪を償わせろって話だよ、まったく!』
『ま、仕方ないかな。きっとどうやってもボクに勝てないと知って、絶望した末の無能だろうからね……。これもボクの魔王力のなせる業だよ!』
『その上で敢えて言おう! ダッサ! 頭ピンクちゃん、ダッサ!』
『いやぁ、それにしても、今回の事件はすごいねぇ。前回も演出的にはよかったけど、今回はそれ以上だよ!』
『石像で被害者を叩き潰すなんて、なんて極悪非道な【犯人】なんだ!』
『人殺しをしちゃうだけでなく、そんな人道を外れた冷酷無比な行いまで……』
『それでこそボクのゲームの参加者に相応しいよ! いいぞ、もっとやれー!』
『というわけで、今回もやってまいりました、読者様への挑戦状!』
『もう三度目だからね。みなみなさま、勝手は十分にわかってるよね?』
『キミたちは、ゲームの参加者と同様に、【真相】を当ててくれればいいだけだよ』
『誰がこんなことをやったのか! どうやってこんなことをやったのか! 第三の事件を前に何もできなかった無能探偵とはいったい誰なのか!』
『いやまあ、最後のは嘘だけど。フーダニットとハウダニットだけでいいよ』
『推理に必要な手掛かりは、全て物語の中で提示いたしました! あとはキミたちの頭脳のみで、【真相】に至ることが可能なはずだよ』
『どうか頭を働かせて――自力で謎を打ち破る快感に目覚めてくれることを祈るよ』
『さて。前回の謎はアレだったからね。また邪推する人が出てくるだろうし、ちゃんと公平性を示すために、前提事項は今回も入れさせてもらうよ』
『今回の前提事項は、これだ!』
・Chapter3において、視点主が幻覚を見ている/見せられている、記憶違いをしているといった可能性は存在しない。
・【犯人】がいるとするならば、それは「登場人物紹介」のページに名前が含まれている人物である。
・物語内に描写のない物体や現象、科学技術、魔法が事件に用いられてはいない。
・魔法少女やスウィーツ、魔物、魔王が持つ特殊能力を除き、物語の世界の物理法則は現実の世界と同一とする。また、ワンダーの課した制約は絶対であり、魔法少女は固有魔法以外の能力を用いることができない。
・物語内で語られた魔法のルールや法則に関して、嘘や間違いは含まれていない。
・ゲーム外の存在である魔物が殺人を犯した際は、それらに命令を下したワンダーを【犯人】として指摘すればよい。
・魔物に関する事柄について、ワンダーは嘘をついていない。
『はい、以上となります!』
『今回も例のアレ(Chapter2のネタバレ避け)がないとは明言しないよ。まあ、その可能性を疑いすぎて正道を見失う姿を見るって言うのも一興だからね!』
『――っていうボクの台詞を信じて、アレがないって確信する姿もまた滑稽だけどね!』
『探偵役になる自信があるなら、そのくらい自分で見分けてみせろー!』
『それじゃあお次は、これまたいつもの』
『作者とかいうヘンナノからのお願いだよ。一応、目を通しておいてね!』
『(ぶっちゃけ、前回とそんなに変わってないんだけどね)(小声)』
・固有魔法や魔法に関するルールについて重要な点は物語の中で示しましたが、質問があれば受け付けます。また、魔法に関する質問でなくとも、わかりにくい箇所があればご連絡ください。その場合、「読者への挑戦状」ではなく、各話の感想欄(小説家になろう)、あるいは応援コメント(カクヨム)に質問をお書きください。TwitterのDMも解放しているので、もし何か不都合があればそちらからの連絡もどうぞ。
・今回も、ヒントは次のページに掲載しています。
ヒントの活用一切ナシの読者の推理は、この『Third Case 「読者への挑戦状」』の感想欄(小説家になろう)、または応援コメント(カクヨム)に投稿していただくようお願いします。
ヒントを活用して解答される読者様は、次のページ、『Third Case「ヒント」』の感想欄(小説家になろう)、または応援コメント(カクヨム)に投稿していただくようお願いします。
ヒントを活用したにもかかわらず、嘘をついてこのページに推理を書き込むようなことは――自身の良識と矜持に相談して判断してください。
前回と同じく、最初にヒント無しで挑んで失敗したとしても、ヒント有りで再び解答してもらって構いません。
また、これはどちらのページにも言えることですが、推理を投稿する方は、なるべく他人の推理を見ないようにしておいた方が楽しめるかもしれません。他人の推理を見たくない場合、書き込まれる際は誤って見えてしまう可能性があるのでご注意ください。
『いやぁ、またなっがいのを押し付けてきたね!』
『さっき言った通り前回とそんなに変わってないから、ま、読み飛ばしても問題ないんじゃないかな!』
『どうせヒントも次のページに行くんでしょ?』
『はいはい、次のページも魔王様が担当してあげますよ。まったく、人気者は引っ張りだこで困るなぁ!』
『というわけで、この場はそろそろ、ヒント無しで謎を解かんとする
『前回はノーヒントでも、ほぼ完璧に近い解答を投げてくれた人がいたからね。この調子なら、いけるんじゃないかな?』
『今回も見事、【真相】を当てて――』
『【犯人】をぶっ殺すことができるかな!?』
『今回の事件は、解くも解かないも探偵の責任だからね。死者の敵討ちなんて言い訳で、責任を死人になすりつけることはできないんだよ!』
『【犯人】を生かすも殺すも、キミ次第!』
『あは、あはははは、あはははははははははははは!』
『――推理、スタート!』
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