初心カップルも弟もメスガキ様に支配されちゃいました~♡♡♡
金魂単騎
プロローグ 始まりと終わりの季節
第1話 「最近、弟の様子がおかしいの」
「最近、弟の様子がおかしいの」
思い詰めた様子の優美ちゃんが意を決して話し出す。
初めて招かれた彼女の部屋、何かあるのではないのかと期待していた俺は内心少し落胆してしまう。
「弟って……勇樹くん?」
小学生の時からずっと好きだった彼女、大原優美ちゃんに思いを伝えたのは先月の事だった。
同じ高校に入れただけでも大喜びだったのに同じクラス、そして席替えで隣の席になれた。
完全に浮かれていた。勢い余った告白だったが優美ちゃんは受け入れてくれた。
「うん……昨日……お母さんに物凄く怒られていて……その内容を聞いちゃったの」
ようやく両想いになれた彼。大和田俊哉くん。彼はどうしてもしたい相談が弟の事だと分かって少し困惑しているようだ。
いきなり部屋に呼ぶなんて少し大袈裟過ぎたかと思うが、弟の事を相談出来るのは俊哉君くらいしかいないと思い呼んでしまった。
「勇樹くんももう6年生でしょ?少しくらいやんちゃするんじゃない?」
「でも……お金の事みたいなの」
「まさか、カツアゲとか万引きとか?」
「そっ、そんな……勇樹……」
優美ちゃんは明らかに狼狽している、あくまで例えでだしただけなのだが予想以上に混乱していてなんとか落ち着かせる。
「例えだよ例え、お母さんにはなんて怒られてたの?」
「うん……お母さんの財布からお金を抜いていたみたいなの……昨日は千円だけみたいだったけど……前から何度か抜いていたみたい」
落ち着いて状況を説明する優美ちゃん、夕陽が射す部屋はその幻想的な雰囲気で彼女を浮かび上がらせる。
如何にもお嬢様という彼女は小さな頃から人気者で自分には高嶺の花だと思っていた。それが今彼女の部屋で相談に乗っている。不思議な感覚だ。
「あらら、何か小学生の間で流行ってるおもちゃとか欲しかったのかな?」
「それが、絶対に何に使ったか言わないの……昨日も泣くまでお母さんに怒られてたのに最後まで言わず終いで……やっぱり、何か悪い事してるのかな?」
俺はなんとなく使い道が分かった気がした。勇樹くんも6年生の男の子だ。親や姉に言えない使い道と言えばエロ関係だろう。
クラスの男子のちょっとしたエロ談義にも顔を赤らめる彼女だ、その事を伝えるべきか、いや、まだ憶測の段階なのだからよしておこう。
「うーん、よそに迷惑を掛けているならすぐにでも注意が必要だろうけど。俺には勇樹くんが悪い事するように思えないな」
何度か会った事がある程度だが、とても礼儀正しく小学生とは思えない出来た子だった。自分の小学生の頃とは雲泥の差だと思った程だ。
「私も勇樹の事信じてる……でもやっぱりーー」
その時だった。バタバタと大急ぎで階段を登る音。何事だろう、と思う暇もなくすぐにまた飛び出していく音が聞こえ、ものの数十秒で部屋はまた静粛に包まれた。
「勇樹くん?」
「……絶対におかしいわ。今までなら遊びに行く時も律儀に書置きを残すような子だったのに」
「追いかけよう!」
衝動的な行動だった。悲しむ彼女の顔をこれ以上見たくない、そんな思いからの行動だった。
この時、もっと慎重に行動していれば……いや、遅かれ早かれだったのだろう。
――俺達は愛菜様に出会う運命だったのだから
遠くに一心不乱に自転車を漕ぐ勇樹くんの姿が見える、俺は自分の自転車にまたがって彼女に後ろに乗るよう促す。
「急ごう、見失っちゃうよ」
「で、でも。2人乗りは」
「緊急時だししょうがないって!」
こんな時でも校則や生活指導を気にしている生真面目な彼女だったが弟の事とあってすぐに後ろに乗る。
「この方向は、旭ヶ丘の方かな」
「この時間だとあんまり人がいない筈だけど」
2人乗りとは言え小学生の足には負けずになんとか勇樹くんを追跡する事が出来た、数分走ると彼は自転車を投げ捨て小高い丘に登っていく。
地元では有名なハイキングスポットだが日が落ちかけているこの時間では殆ど人もいない筈だ。
「最近の小学生って旭ヶ丘で遊ぶのか?変わってるな……ほら優美ちゃん行くよ」
律儀に弟の自転車を起こし、俺の自転車と並べている彼女を見てつい微笑んでしまうが今はそれどころではないだろう。
「う、うん……勇樹、こんな所でいったいなにを……」
二人で小走りで丘を登っていく。出来れば休日にデートで来たかったが今は勇樹くんの方が心配だ。
しばらく登ると丘の中間地点にある東屋が見えてくる。そこに、一瞬人影が見えた気がした。
「勇樹!そこに居るの?」
――嫌な予感がした
直感的な物だった。その東屋から、何かしっとりと、いや、じっとりとした気を感じた。
童貞の俺には例える言葉が見つからなかったが、何か、淫らな気配を確かに感じたのだった。
「あれぇ?お客さぁん?」
聞こえて来たのは可愛らしい猫なで声だった。そんな、少し人を小馬鹿にしたような声の主は東屋の中に居るようだった。
「何を……しているの?」
優美ちゃんも異変を感じたようだ、何かがおかしい。日も傾き薄暗い中でうめき声のような物が聞こえた気がした。
「何ってぇ?ワンちゃんとスキンシップ?」
「……勇樹!?」
仄暗い東屋の中、猫なで声の主、キャミソール姿の少女。
その服の中に頭を突っ込んでいる勇樹君の姿がそこにはあった。
あまりにも情けない姿だった。彼女の匂いを顔全てで感じ、腰をヘコヘコと動かす間抜けな様子。
こちらから見ても今に射精しそうに半ズボンがパンパンになっているのが分かった。
「あれぇ?ワンちゃんの知り合い?ほらワンちゃん、知り合いよ?」
「お、お姉ちゃん……大和田さん……」
その言葉を、彼女は逃さなかった。よくよく見ると、子役やジュニアモデルをやっていますと言われても納得するような美少女がニヤリと顔を歪めている。
「へぇ……ワンちゃんのお姉さんかぁ……なるほどねぇ、如何にもお嬢様って感じで処女臭いし……まさにピッタリなお姉さん」
「なっ、なんて事言うんですか!勇樹を離しなさい!」
暗がりの中でも彼女の顔が赤く染まるのが分かる、初心な彼女にとって処女扱いされるのだけでも耐え難い恥辱だろう。それでも少女の攻撃は止まらなかった。
「絶対処女でしょお姉さん、黒髪ロングに学校指定をしっかり守った制服……ほら、こんな絵に描いたレースの白パンツなんて履いちゃって、おしっこのシミが目立っちゃうぞぉ?」
「――いやっ!何をするの!」
弟を助けようと少女に近づいた優美ちゃんは流れるような手付きでスカートをめくられている。薄暗い中でも彼女の純白のパンティがはっきりと見えた。
夢にまで見た彼女の下着、目に焼き尽くまで拝みたかったが今はそうもいかないだろう。
「冴えない彼氏君の方もさ……ねぇ、今の彼女のパンチラで勃起してるんじゃないの?」
「……いい加減にしろよ、勇樹くんも……嫌がってるだろ」
「はぁ?本気で言ってるわけ?」
同じ男として、 内心分かっていたのかもしれない。今の勇樹くんの状態は明らかに彼女に溺れている。
姉の前でそれを突きつけるのはあまりに酷で祈るようにそんな言葉を投げたのだ。
「勇樹!いつまでそんな事しているの!」
そう、勇樹くんはこんなやり取りをしている間も彼女の体から離れる事が出来ないで居たのだ、姉の前で、目を覆いたくなるような痴態を晒してしまっている。
「何か勘違いしてるみたいだけどぉ。ワンちゃんは自分の意志でこうしてるのよ?これが幸せで幸せで仕方ないんだってぇ……ねぇワンちゃん?やっと貯めた5000円で30分愛菜の匂い嗅ぎ放題だもんねぇ?」
それを聞いて、全ての合点が行った2人だった。とても親や姉に話せるような使い道ではない。
「……貴方が勇樹をたぶらかしたのね」
「とんだビッチだぜ、小学生のうちからこんな事して」
精一杯の強がりを言って彼女を睨む2人。その言葉を聞いてあれだけの美少女の目が何処か冷たく光った。
「ふーん、お兄さんもお姉さんもそんな事愛菜に言うんだ……いいわ」
グイっと服から追い出され、とろけるような顔をしている勇樹くんを尻目に。自らを愛菜と呼んだ彼女は立ち上がりこちらに向かって歩いてくる
「--『
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