第6話 豪華客船ヘルメット

太平洋を横断中の豪華客船ヘルメット号の船内では「大食い世界一大会」のクライマックスにはいっていた。

決勝に残った中野、ペリー、おたまの3人がかつ丼に挑戦、一歩もゆずらぬ3人が1010杯目のおかわりをほぼ同時にしようとしたところ、ヘルメット号は氷山にぶつかった。

あっという間に豪華客船ヘルメット号は沈没した。

そしてかつ丼を食べて体力充分の中野、ペリー、おたまだけが奇跡的に助かった。

生存した3人の記者会見の会場に大勢のマスコミが押し寄せた

「今一番食べたいものは?」

という質問に代表して中野が答えた

「かつ丼以外なら何でも」

ペリーもおたまもにっこりうなずいた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る