第3話 もぐら飴

もぐら飴を一粒たべる

口いっぱいに広がるあまい味

しばらくなめると中からじわ~っとでてくるもぐらクリーム

昔なつかし夏の風物詩、もぐら飴

最近はもぐら飴を売ってる店も少なくなってしまった

子供のころ、ワタシが泣くと母が大きいアルミ缶から一粒だけくれた大切な飴

こっそりアルミ缶から母の目を盗んで食べてみつかった甘くて苦い想い出

今でもこっそりしまってある。場所は絶対に秘密 宝物は80歳になるまで余裕でたくわえてある

古き良き時代がひとつづつ消えていく

わたしの一番大事な宝、それはもぐら飴

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