第6話 世界に一つだけの花

第6話 世界に一つだけの花


SMAPのヒットソング『世界に一つだけの花』では、【世界に一つだけの花、その花を咲かせる事だけに一生懸命になればいい。NO1よりonly1】という歌詞がある。

生きる意味とは与えられた天命を全うする事であると感じる。

まさに、NO1よりonly1である。

試練の時代であった、物質文明、地の時代。試練を乗り越える事で感動を得る。

現在は目下、試練の時代の最後の試練と言えるのではないか。

これを乗り越えれば、試練の時代から開放の時代へ向かうであろう。

試練の中で勝ち得たものも活かして、新しい創造の時代がやってきた。

人生100年時代どころか、それより遥かに長生きの時代となるだろう。


不老不死の魔法の書もすでに開封されている。年齢より若い人、老けている人、違いはなんだろう。

若返り遺伝子、サーチュイン遺伝子がある。飢えが遺伝子を目覚めさせる。生命力を引き出す。生きるという強い意志は、人間の潜在能力を引き出す。

生命の危機が本気を引き出すという事実は、火事場の馬鹿力の存在が証明となる。

運動は生命力を引き出す。

エネルギーを生み出す、エネルギーを取り入れるのは『静から動』の動きのためであった。『闘争』も『逃走』も静から動の動きが必要となる。

静から動への動きのために、運動をすれば、酸素を取り入れ、血流を活発にする。

血の流れこそ生命力。

餓えも寒さも痛みも、筋肉や骨に対する刺激も、生命力を引き出し、炎症を修復する。

まさに若返りの魔法である。

適度なファスティングと適度な運動。

そして、心の波動も健康を大きく左右する。瞑想や睡眠、メンタルな部分と有酸素運動や筋肉と骨の刺激、心、技、体、そして陰陽のバランスが揃ってこその健康である。さらに、薬草のような、解毒の作用を持つ野菜もたくさん、母なる大地には存在する。

一部分、一方向からしか見ないのであれば、この謎は解けない。

老化はしない。人は死なない。多方向から見れば、この事がわかるようになる。描いた通り、現実のものとなる。余命宣告とは逆パターンの思考の現実化。余命宣告されればそのようになる。不老不死を描くか、指示通り動くかの違いである。

もう一度、管理社会で生きるか、自立社会で生きるか、考えてみる事はできないだろうか。

人は死なない。老化はしない。もう一度常識から一歩引いて見る事はできないだろうか。

不老不死の時代はすぐそこまで来ている。


健康を他人に任せれば、他人の都合の良いようになる。価値観を他人に任せれば、他人の都合の良いようになる。

もう一度、常識から一歩引いて、自分の気持ちに忠実になってみる必要があるのではないか。自分がどうしたいのか、そのためにできる事は何か。

コロナウイルス騒動を終わらせる扉の鍵はそこにあるのだと思う。

幼い頃に思い描いた夢は何だったのか。

勧善懲悪、ヒーローもの、魔法使い、スポ根、そして、友情、努力、正義。

全ての人がヒーローになる。全ての人が主人公になる。

元の世の中を取り戻すのは、政府でも、他国でも、ヒーローでもない。

『世界の平和を守る』という、いつの間にか忘れてしまった、こどもの頃の純粋な気持ちである。


~第7話へ続く~

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