前書き 悪魔は天使に魅了されたい

「堕天使は悪魔を魅了する」はほとんどソフィア視点のお話でした。


そのため、詳細不明で終えてしまった部分が多く、書き手として不完全燃焼でしたので、悪魔マリアン側の視点の話を追記しました。


年末年始で完結するよう更新しますので、引き続きどうぞお楽しみください。


なお、あまり白くない企業勤めなので、私の年末年始は29日〜3日という驚きの短さでした。

いくら短編でもそれでは完結が難しそうだったため、ホワイト勤めの友人に聞いた日程を年末年始としています。




以下、飛ばしても問題ない登場人物紹介です。



◇「堕天使は悪魔を魅了する」主人公

ソフィア・ヘルビム

エデターエル王国第七王女。天使を意味する名前を剥奪されて、ソフィアと名付けられた。同母兄ラファエルを慕っていて、他の兄姉とは交流がない。

天使として才能がないと言われるが、実は……。



◆「悪魔は天使に魅了されたい」主人公

マリアン・ベリアル

フェーゲ王国ベリアル家直系の長男。フェーゲ王国第一王子ペトロネアの側近。

必要があれば荒事もこなすため、魔族として相応の実力も持っている。冷徹を代名詞にするベリアル家の嫡男として有名だったが……。



その他、主要人物


ラファエル・ヘルビム

エデターエル王国第一王子。優秀な天使と呼ばれる王子で、妹ソフィアを溺愛している。儚げで思わず守りたくなる姿だが、実は……。


アルミエル教授

エデターエル王国より派遣されている七斗学院の教授。黄の魔道。癒しの力を持つ。ソフィアの祖父が幼かったころを知っている生きた歴史書。


ペトロネア・フェーゲ・ヴルコラク

フェーゲ王国第一王子。

フェーゲ王国は実力主義で、国名フェーゲを冠する王子たちは社交と荒事で継承権が上の王子を排して成り上がっていくが、その中でも圧倒的と言われるほどの実力がある。

感情を国に捧げた魔王らしい王子と称される。


シジル・アスダモイ

フェーゲ王国宰相嫡男。ペトロネアに忠誠を誓う側近。精神系の術に長けた悪魔系一族なため、荒事は本来得意ではないが、自分の身ぐらいは守れる。ベリアル家と対比される忠義に厚い激情型の悪魔。


エリザベート・ベリアル

フェーゲ王国ベリアル家筆頭。マリアンの母親で、ペトロネアの伯母。ペトロネアの母シャーロット妃を溺愛してとしている。

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