君
@imot
ししょう
「手伝って!」「〇〇集合ね!」「一緒に遊ぼ!」
そんな言葉を掛け合っている人々をくぐり抜けるかのように早足で歩いていく。
誰にも気づかれずそっとその場を立ち去り家にきたくする。時折はらわたが煮えくり返る。その時は視床にきたすのではないかというぐらい自分の頭を叩いたり髪を抜けたい程度にひっぱいたりする。
するといつの間にか落ち着いていつもどうりゴロゴロ時間を潰す。なにもしなくても誰かの支障にきたしたりする訳ではない。
ぼうと天井を眺めながら大切な人が故意に死んでしまったときのことを考えた。
死傷することが目に見えた。
死傷…死ぬことと傷つくこと
君 @imot
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