第2話 世界の終わり

南極探検隊からの連絡が途絶えた。


政府は捜索隊を派遣したが、彼らからの連絡も途絶えた。


ある日、南極探検隊の家族のところに、同時刻、同じ声で連絡があった。


「もうすこしであえるよ」

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