絶酔魔拳の師弟録! ~最強拳士なのに勇者に棄てられた私、弟子を育てて魔王討伐を目指すにゃ!~
神崎 ひなた
プロローグ
――センジュゴリラは己の死を確信していたッ!
(馬鹿な……馬鹿な! この俺が!
未だ収まることを知らない暴虐の衝撃によって蹂躙されながら――センジュゴリラは、鮮やかに残心を決める彼女を
目の覚めるような鮮やかなビビットピンクの髪色! 揺れる! 片サイドに結われた三つ編み! 頭頂部にちょこんと生えた二つの耳は、ネコ耳族由来のものに相違あるまい!
彼女の衣装は独特――華美な装飾によって彩られた道着! だが原型はほとんど残されていない! 下衣に至っては最早スカートである!
「貴様ァ………! なんだ、一体なんなんだ貴様はァァァァァァァ!!」
センジュゴリラの断末魔に彼女――ローリエルは、凛として一喝!
「絶酔のローリエルッ!
「ロ、ローリエルゥゥゥゥッ……! おお……おおォォォォォォォッッッ!!」
やがてセンジュゴリラは酒気と魔力の氾濫に呑み込まれ、凄まじい爆発を巻き起こしながら消滅したのだった――!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます