第7話 手紙
ジェットブラックの基地、作戦会議の部屋。
この部屋には上級、超上級の階級の人が集まっている。
「現時点でヘルという奴は行方がわからない。」
アミラが全員に伝える。
だが、とアミラが続けて、
「こんな手紙がこの基地に届いている。」
その手紙を見せた。
次の日の出と共に我、魔王軍はジェットブラックの基地を襲撃し、核を壊す。
こんな手紙が書いていた。
「これって」
ルリカが大まか理解したのか。
「核を壊されたら・・・」
サリシが言った。
「あー、そうだ。俺たちが持っている武器が使えなくなる。」
核──ジェットブラックがヴィーナス、バリヤード、魔王を倒すための武器の能力の力の源。ジェットブラックしか核の存在を知らない。
つまりこの核が壊されると武器が使えなくなる。
「でもなぜ核があることを知っている。」
カナギが言った。
「この基地の中に内通者がいる・・・。」
シンジが言った。
「まだ決まったわけじゃない。それよりこっちが先だ。」
アミラは台に置いた手紙を指さした。
「今から全隊員を、集め、作戦会議を始める。」
アミラは全員を見渡し言った。
「集まってくれてありがとう。「明日の日の出に魔王軍がこの基地を襲って、核を壊す」との手紙が届いた。」
アミラが言った。
少しざわめく作戦会議の部屋。
「ここで死者がたくさん出るかもしれない。でも核を守り抜いて、魔王軍を討伐する。やってくれるか?」
アミラが問う。
「あー!もちろんだ!」「アミラのためなら」「核がないと武器が使えなくなるからな」
集めた人から協力するという言葉がたくさん出てきた。
「みんなありがとう。それじゃ作戦会議を始めよう。」
ジェットブラックアサシン ~漆黒の暗殺者~ 風凪漆黒 @meaty
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