第4話 緊急司令
2人は基地に着いた。
ここは、ジェットブラックの基地。
ほとんどはここで暮らしている人が多い。
一人ひとりの部屋があり、衣食住はしっかり揃っている。
そして、この基地には厳重に警備されている場所がある。それは「核」だ。
この核はヴィーナスに対抗するための武器のエネルギーとなっている。
もし、この核が壊されたりしたら大変なことが起きるらしい。
「あ、荷物私の部屋まで持ってきてー。」
「なんでだよ。」
俺はルリカの荷物を持って部屋まで行った。
「あ、そこに置いてて。あとは自分で持っていく。」
俺はルリカの部屋のドアの前に荷物を置いた。
「それじゃまた明日ね。」
「おう。」
俺とルリカは部屋に戻った。
次の日。
「緊急司令!緊急司令!ハイビス街にヴィーナス出現!上級以上の暗殺者は直ちに集合!」
アナウンスが流れた。
作戦会議の部屋にみんな集まった。
上級は俺とルリカ、そしてアキナとサリシ合わせて4人。
超上級はアミラ、シンジ、カナギの3人。
計7人が集まった。
「今回はヴィーナスがハイビス街に出現した。ヴィーナスが15体、バリヤードが1体。」
とアミラが言った。
アミラはジェットブラック超上級最高司令官。
バリヤード。魔王の幹部だ。
そしてと言い、アミラはもう1つ付け足した。
「ここ最近遺体が確認されている。その遺体を調査したところそれぞれの遺体の心臓や肝臓、内蔵などの臓器が無いことが分かった。」
集まった人に情報を伝えた。
「ハイビス街に出現したヴィーナスとバリヤードはアキナとサリシ。この遺体の調査をツヅミ、ルリカ。頼んだ。」
「「「「了解!」」」」
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