ミステレー

髙橋凛杏

第1話

神に誓えば、何もかも叶うのだろうか


私達は<殺人事件>に巻き込まれてしまった


私は、早見さなえ、高校二年生

仲のいいクラスの人と一緒にある旅館に泊まった

そこで、[毎晩、お前達の誰かが死ぬ]というメモを見つけた

そんな訳ないだろう、皆そう思っていた

だけど、次の日の朝、クラスの学級委員長の美空奈々死んでいた

委員長の近くには、またメモが置かれていた

そこには、[警察に通報すればお前達、全員死ぬ、ここから出たいのならゲームに参加しろ]と書いてある

女子も男子も震えていた泣き出す子もいれば、死体をよく見ている人もいる

私も泣き出そうになった

すると、「ピンポンパンポーン」とどこからか音がした

みんな、びっくりしたのか、それとも次に何をされるのかわからない不安からか、固まってしまった

私は、どこで音がしたかわからなかったけど空中を睨んだ

そしたら、次に声が聞こえた

「皆、こんにちわー

これから始めるゲームの司会を担当する神でーす」

と声がした

みんながびっくりしていると

「これから始めるゲームは、人狼だよー

ルールは、簡単!!

人間陣営と狼陣営と別れれて誰か狼か分からないから推理してねー

狼は、一人!

人間達は、昼に行われる投票で一人吊り、夜になると狼が君達の誰かを殺すっていう事!

じゃあ、見てるから、質問があったら、呼んでねー」

と言って、切れた

辺りを見回すと防犯カメラが付いている

神が言った通りなら、この十人の中に狼が一人潜んでいるということになる


十人


「早見さなえ」 「白川凛しらかわりん」 「山内レオ」

「鈴木みさと」「雪野アリサ」 「吉野由希」

「杉田優」 「村井響」 「中村リイサ」

「小野みなみ」


死亡


美空奈々みそらなな


「ピンポンパンポーン」

また音が鳴った

みんな警戒しているようだ

「スマホをチェック!」

と神が言う

皆、恐る恐る見てみるといきなり「ピカっ」っと光った

「キャッ!」っと誰かが叫んだ

すると、皆、席に座っていた

「えっ」と皆が驚く

「これから、人狼ゲームを開始しようと思いまーす

投票のやり方は、スマホの中にある投票箱に怪しいと思う人の名前を書いて送信!

取り消す事は、できないからねー!

じゃあ、死のデスゲーム

十人人狼、開始!」

スマホにタイマーが二十分にセットされた

「あっ、そうだ!

リーダー決めとないとね

じゃあ、凛さんよろしくー!」

凛ちゃんは、びっくりしている様子だったが、神に質問をした

「投票が多かった人を吊るんですよね?」

「そーだよー!

もしかして、君は投票が多かった人が複数人だったらどうするか、って聞きたいんだね」

「そうです

それと、平和に投票が多かった人が全員だったら、どうするのですか?」

「誰も死なないっていうのはつまらないから、全員死ぬ、っていう事で!

じゃあ、複数人の時は、その中の人で怪しいー人に投票!

あっ、もう十五分!

後は、頑張れー!」










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