第5話 宿にて前世 バレる?!

ここは、王都ラグーンに近いラクスという宿場町だ。

部屋割りは、陽菜・ハヤトその他同級生の4人部屋だ。

涼太が「それにしてもハヤト落ち着いてるね〜」と言った。

それに便乗して彩もそうだよね〜と言ってきた。

涼太が

「それにしてもハヤトの昼の魔法凄かったねー」

ぎく、ハヤトは動揺した。

「な、な、なんの事かなー」

彩・陽菜・涼太から

「隠し事はするなよー」と言われた。

「はぁ」

「分かった本当のこと話すよその代わりみんなは内緒にして欲しい」

彩・陽菜・涼太は

「わかったよ。幼なじみの名にかけて4人の秘密にする」

ハヤトは、ぽつぽつと話し始めた。

「実は俺前世の記憶があるんだ。俺の前世の名前はルイ・フォン・シルフォードこの国の皇太子だった。婚約者も決まっていた。婚約者の名前はエル、公爵家の令嬢だ。俺はこの国の魔法師団団長をやっていた。兄弟が6人いた。俺のスペックに嫉妬して他の兄弟は俺が寝込んでいる時に暗殺者を差し向け俺は殺された。それはエルとの結婚式前日のことだった。そして俺は日本に転生した。それが俺が魔法を使える要因だ」

彩・陽菜・涼太は想像を超える話しに唖然としていた。

ハヤトはこう続けた

「俺はエルに会いたい。あって空白の時間を埋めたいみんなに迷惑かけるかもだけど頼む」

陽菜は

「それで昼間は動揺してたんだね。自分の前世の名前を出されたから」

涼太・彩は

「分かったよ俺たちも付き合うよ前世の未練一緒に晴らしてやるぜ!」

ハヤトは

「ありがとう」

と言った。話し終わって安心したのかハヤトはすやすや寝ていた。

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