眠れない夜

ねむれないよるに

ぼくは嵐のことをかんがえる

ねむれない


ぼくは穴から出て日光を浴びた

もぐらの気持ちを想う

ねむれない


羊なんて数えたことない


夜食なんて肥るだけだ


ねむれない


いなれむね


ねむれいな


ネムリーナ


ネムリーナ伯爵


と、その夫人と、まほうの枕


ねむれるかな、その物語……





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