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    てんとう虫と田毎の月への応援コメント

    藤泉さま、ご寄稿し直してくださり、ありがとうございました。
    この上なく美しい小篇でした。耽美的な色合いの深さと、不思議な懐かしさがいつまでも心に残ります。風景そのものの美しさをこれほどまっすぐに描いた作品は意外に少ない気がします。革と恭佳の触れ合いとすれ違いの、暖かくも寂しいニュアンスが絶妙でした。「田毎の月」という言葉もはじめて知り、タイトルを「田毎の月」だけにして頂きたくなりました。
    一ヶ所だけ、「涙が込み上げそうになったが、握られた手に、それと、すごく優しい笑顔に。」の表現がわかりませんでした。
    子供にも読ませたいので、少しだけ言葉を砕いてみられるのも良いかと。

    作者からの返信

    他の作品でもそうですが、身に余るお褒めの言葉をいただき、地に足がつかない状態になります。
    ありがとうございます。
    今の私の中で小説は一期一会の日記の要素を多分に含んでおりまして、その刻の自分が感じてでしか書けないものとの認識に加えて、昔の自分はよく書けたなーと自画自賛するくらいに、書く年数を経るごとに豊熟していくばかりか、未熟だなと肩を落とす日々が続いております。今の自分がこの作品に手を加えたら、当時の自分の考え、しいては物語が瓦解しますので、タイトルの変更(何度も読んでみれば確かに、田毎の月だけでいいような気もしましたが)や言葉をかみ砕いて書けないことをご了承くだされば、幸いです。
    「涙が込み上げそうになったが、握られた手に、それと、すごく優しい笑顔に。」の表現がわからないとのご指摘もありがとうございます。
    これは、多分。恭佳に田毎の月を見てもらえなかった革が本当に悲しくなって、涙が込み上げそうになったのですが、恭佳に手を握られて、すごく優しい笑顔を向けられたので、吹っ切れたと言いますか、無音ではありますが、恭佳の気にしないでとの言葉を酌んで。泣いている場合じゃないと涙が引っ込んだのではないかと思います。
    代わりの文章が思いつけたらよかったのですが、今はこの説明文しか思いつかず。いやはや。未熟さを痛感します。
    これからも書き続けていく中で、皆々様のように客観性、当時の自分とを繋げる力を生まれさせて養っていけるように、精進したいです。