土山しげるの画風を想定して読んでください

主人公は裏社会の中枢から追われているらしい男。腹を針のようなものでくり抜かれ、内臓はがらんどうのようだ。そのせいで死と隣り合わせになっている。動物に乗り移る能力があり、体調が悪化するとネズミに憑依してその場を逃れていた。


第一話では、太った女が大金をもって逃げており、ヤクザに追われている。銀行で大金を引き出していた際に主人公と出会う。その後、情婦をしていたヤクザの元に戻るが、主人公の指示通りに動いたことで、組内で殺し合いが起こり、そのヤクザも自滅する。なし崩し的に、女は逃走に成功した。


第二話では、太った女が主人公を銀行で探している。やはり大金を引き出していると、その姿を見て彼女に惚れた男が声をかけてきた。

その後、どこかの銀行の地下金庫に赴く。そこでは主人公が出没するという噂があり、主人公とコンタクトを取るには、そこに行くしかなかった。主人公はめったに現れることもなく、さらに彼と接触することは危険が伴う。


やがて、太った女と彼女に従う男たちは、主人公を狙う組織によって追い詰められる。

太った女たちは主人公の指示によってビルの屋上へと逃げる。そして隣のビルに移るように言われるが、隣のビルへはロープ1本が通されているだけだった。追われる恐怖感から意を決してロープにぶら下がり、先を目指す。隣のビルが目前に迫った時、続いてロープを伝ってくる男がいた。

それを見守っていた主人公は、その男こそ裏切り者だと悟り、銃殺する。


ものすごく壮絶な夢だったという印象が残った。文章にするとそうでもないが。

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