C.H.II シークレットハンターダブルアイ NEP-4 世界

「…カラステングBのはっきりした証拠写真確かに確認した」

大田宅で新たなエーテルルーラーカラステングBの写真を見て言った。

数日前の夜

変質空間内でマンションの屋根の上にカラステングBが立って居たのを撮影した、

カラステングB視線の先に有る別の建物を凝視したままだ。

「あの…大田さん」

「何だ?」

東野の一言に大田は反応して次に東野がこう質問した。

「日本でのエーテルルーラーの被害は大体分かってきました。が世界ではどんな被害が起きてるんですか?」

「以前も言ったが有る国の軍隊がたった1人のエーテルルーラーで全滅した事は以前聞いたろ?」

「…はい」

「…そう。エーテルルーラーなら世界と戦える!其れ位は危険何だ!君達は良く生き延びたもんだよ」

「ええっ!!」

「ある国では突然の音信不通が発生したその直線的な原因がエーテルルーラーだ」

大田はパソコンにある画像を見せた。

「…これは」

東野はその一言だけだった。

画像には光線を放ち空中に浮かぶ人、

蹂躙される正規軍と思われる人達。

「だからなどっかの国ではとうとう全国民を掃討しちまったんだ」

「えっそんな事をしたら」

「国が成り立たない、その国では兵隊とその国のトップしかいなくなっちまった」

それは正に民亡き国だ、当然批判も凄い事になるが、『我々の国ではそんな事有り得ない』と言えるのだろうか。

それは日本も例外では無い、

「その事も遭ってか、色んな情報や噂が錯綜しまくったんだ。例えば人気アイドルの人気の秘密はエーテルルーラーだからとか」

それは事実なのは確かだ、

「エーテルルーラーに対抗する為にはエーテルルーラーを捕らえて洗脳してエーテルルーラーを排除する為のエーテルルーラーを生み出したりとか中には対エーテルルーラー用兵器を開発したり等色々だ」

「では私と北野が撮った写真とか何か意味は?」

「大有りだ、具体的にはエーテルルーラーの能力や実力等だ」

「では2つのプランは何処まで進んでるのでしょうか?」

「薬については機密が凄くて情報が全く得られなかった」

「まっ奴らにとって不都合だからな。例えで言えば怪物に成った人間をもとに戻す薬が出来たと思えば良い」

その理由については北野がそう答えた。

「だがF研はエーテル反応炉の小型化に成功したそれも君達が配送用電動アシスト三輪駆動静香を改造した配送用電動アシストライク駆動静香を乗り回し続けたお陰でデータが得られたからな」

「その新型エーテル反応炉の大きさは?」

「42号で野球のボール大位に小さく出来た精神だけで無く空間に影響を及ぼしたらしくて。応用に応用を重ねて自立飛行と自立思考を取り入れようと考えてたみたいだ」

「そんなに」

「まだ研究段階だが完成すれば漸く戦えると言った所だ」

「その時に成ったら俺達でもか?」

「そう言いたいがまだまだな部分が有る」

「エーテルルーラーへの攻撃手段でしょうか?」

「そうだ、特に奴らの使うバレットを解明しないと此ではただの玩具に過ぎない」

「シャベルだけでは駄目?」

「データが少な過ぎる」

「損壊情報も必要?」

「まだまだ写真撮り続ける?」

「君等2人の意見に賛同出来る」

報酬を受け取った後、

外へ出た。

NEP-4 世界 end

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