第6話 結果=増えました
「おはようございます、スカーレット様」
「おはよう、アリシア。今日もいい天気ね。」
毎朝、スカーレットは馬車で登校している。
なお門から校舎までは全生徒徒歩で向かう、王立ではあるが才能さえあれば平民でも通うことができる。
「それはそうと転サラゲットしました?」
「うん、昨日届いた。鮫島さん超カッコイイよね、特に闇の諜報員をバッサバッサ薙ぎ倒すところがさー。」
「そうそう、まさか主人公の生き別れの兄とは思いませんでしたよねー。」
とまあちょっぴりヲタクっぽい会話を続けながら教室まで向かうのであった。
アリシア・ハイブリッジ スカーレットの伯父にあたるハイブリッジ公爵令嬢であり幼なじみ。最近BLの扉を開く(作者は詳しくないのでこれ以上掘り下げませんが)。
それから14の鐘が鳴り響き授業は終了、サークル活動している生徒は約半数。
スカーレットは帰宅部である、とくにやりたいサークルもないのだがたまに助っ人として手伝うことはあったりする。
「お帰りなさいませ、姫様。」
「ただいま、マリア。お腹空いたからなんかおやつちょうだい?」
「あら、今日はお外で買い食いされなかったのですか?」
「毎日だとさすがに飽きるって、マリアお姉さんのスイーツ食べたいなーなんて思ってるんですけど?」(^q^)
「…そこまで言われたら仕方ありませんね、良いでしょう全身全霊をかけてスイーツ三昧を御堪能くださいませ。」
結果=増えました、元に戻すのが大変でした(´-ω-`)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます