第6話 結果=増えました

「おはようございます、スカーレット様」


「おはよう、アリシア。今日もいい天気ね。」


毎朝、スカーレットは馬車で登校している。

なお門から校舎までは全生徒徒歩で向かう、王立ではあるが才能さえあれば平民でも通うことができる。


「それはそうと転サラゲットしました?」


「うん、昨日届いた。鮫島さん超カッコイイよね、特に闇の諜報員をバッサバッサ薙ぎ倒すところがさー。」


「そうそう、まさか主人公の生き別れの兄とは思いませんでしたよねー。」


とまあちょっぴりヲタクっぽい会話を続けながら教室まで向かうのであった。


アリシア・ハイブリッジ スカーレットの伯父にあたるハイブリッジ公爵令嬢であり幼なじみ。最近BLの扉を開く(作者は詳しくないのでこれ以上掘り下げませんが)。


それから14の鐘が鳴り響き授業は終了、サークル活動している生徒は約半数。

スカーレットは帰宅部である、とくにやりたいサークルもないのだがたまに助っ人として手伝うことはあったりする。


「お帰りなさいませ、姫様。」


「ただいま、マリア。お腹空いたからなんかおやつちょうだい?」


「あら、今日はお外で買い食いされなかったのですか?」


「毎日だとさすがに飽きるって、マリアお姉さんのスイーツ食べたいなーなんて思ってるんですけど?」(^q^)


「…そこまで言われたら仕方ありませんね、良いでしょう全身全霊をかけてスイーツ三昧を御堪能くださいませ。」


結果=増えました、元に戻すのが大変でした(´-ω-`)

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