七不思議も社会人になるための訓練でしょ

 子供のころは誰しも聞く学校の七不思議。

 でもそれは結局いつも噂止まり。毎年受け継がれる伝統のような噂。

 学校に通っていた時は怖かったが、大人になると友達二人が持っているものをみんなが持ってる。という子供の言葉ぐらいに「友達から聞いた話」は信ぴょう性に欠ける。その友達って誰だよって話。多分その友達も友達から聞いただけで最初の目撃者なんていないのだ。

 いや正確には一番初めの子はいたかもしれない、でもそれっていつの話? そんな出所があいまいなのが七不思議。


 しかし社会人になると、そんなオカルト話が急に現実味を帯びてくる。

 いや、ブラック企業とか、本当は生身の人間が一番怖いとかではなく、本当に「誰から聞いたかわからない友達の話」だったものが「自分の同僚、上司」の体験談にかわるのだ。


 新人を怖がらせようとかそういうのでなく、本当に上司がビビって一時期男性社員を引き連れトイレに行く。

 いまからお話しするのは私が勤めていた会社の怪奇談。

 学生さんは怖いもの見たさで心霊スポットいくが、そんなとこ行かなくても社会人になれば嫌でも心霊スポットの中に放り込まれますよ(笑)

 信じるか信じないかは、あなた次第です(このフレーズこの前も書いてるな(笑))


 まず一番多くの社員が経験する現象

 ・仕事が遅くなり最後になってフロアの電気を消すと、書類をめくる音やパソコンを叩く音がする、まだ誰かい残ってる人がいたのかと電気をつけるが誰もいない。


 ほぼ最後の人はだいたい経験してましたね。でも人間が怖いのは、それに慣れて、あーおばけかって、電気を消して帰れるようになっていくことです(;^ω^)

 仕事が気になる生霊説もあった。


 ・同僚がタバコを吸いに行くと、女の先生らしき声と、沢山の子供たちの声が聞こえた。


 この建物いるから、お前も聞いたのかって程度で、もう先輩たちからは相手にされません(゚Д゚)ノ


 ・男子トイレに子供の足だけが浮いている


 これは上司の一人だけが見て、それ以来トイレに行くとき部下を引き連れていくということがしばらく続いた。


 もう絶対お祓いしてもらお(;´Д`)


 幸い私は霊感も何もないせいか怪奇現象に会うことなく退職したので、怖い目にはあいませんでしたが、世の中には不思議なことって多いですよね。

 

 ちなみにパート先にも色々な曰く話があり、私は一度、倉庫からまるで誰かが投げたように、品物が飛び出すという現場を目撃しましたΣ(゚Д゚)


 でも怖いからって仕事は辞められない。

 でもそれって学校も同じ、怖いからって学校休まないでしょ。

 そして人々は怪奇現象との共同生活に慣れていくのだ。


 実害がなければ問題なし。

 だが精神的被害までは世の中は保証してくれない。

(あまりに敏感な方は即逃げてくださいね)


 一番怖いのはやはり人間社会かも知れない( ̄▽ ̄)



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る