第4話⁂子供達は何処へ?⁂

児童養護施設〔ハッピ—ハウス〕の児童達は2005年現在52人。

子供達の自立支援を目的としたこの施設はフィリピンの調理師さんや日本から美容師さんを派遣、講師として迎え自立支援を行っています。


それでも開校以来5年手厚い支援をしているにも関わらず、児童達の失踪が跡を絶たないのです。

なんと今までに11人の子供達が失踪しているのです。

子供達はどこに消えたのか?


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2010年一方の江梨菜はもうすぐ25歳学園モノには年齢的にキツイ年頃です。

学園モノだけで只々人気と勢いで突っ走って来ただけの江梨菜、演技力に定評がある訳でも無く不遇の時代を送っています。


江梨菜は現在都心のタワマン暮らし、若手女優達の台頭で仕事が激変しています。

モデル業だけでは到底今までのハイクラスの生活は維持出来ません。

そんな不遇な時期に新進気鋭の映画監督東山からの映画主演のオファーが、そして打ち合わせの席に赴いたのです。


料亭天山に招かれた江梨菜には大体の予想は付いています。

今迄も主役を張る為に何人ものプロデューサーや監督達との肉体関係を結んでいる江梨菜***

料亭の障子を開けるとそこには薄明かりの灯籠に映し出された布団が敷かれていたのです。


江梨菜はどんな事をしても自立して生きて行きたい!その為ならどんな事もいとわない、この生き馬の目を抜く芸能界で上り詰めて見せると誓うのです。

その為ならどんな辱めを受けようとも。


不動産王を父に持つお嬢様が何故⁉この様な覚悟をしなくてはならないのか?

そこには驚愕の真実が隠されているのです。


















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