#深夜の二時間作詩 「白昼夢」 

 彼方渡しあなたわたしのピントを受け 

 飛び火した空洞に亡命しましたと黄昏る

 明くる日に、おしあわせになさって、

 乾きを湛える白鳥のうた 

 歌劇団はそれなりの。


 イミテーション 縺れ併せて


 柘榴ばかりの琺瑯ほうろう

 底なし沼には 淫売の彷徨を流して

 何処から見たって

 jamで塗り潰された貴腐は、

 口当たりの好い、したいの束


 腎臓πキドニーパイで応えを熟んだわ。


 鸚鵡の天秤が傾いた方へ、 

 いつだって 安息日は、

 円形遊戯場で、

 ひとり いつかのお茶会を謀る。


 ながい虹の橋を征くあたいが、

 ここから、

 呑み込まれる刹那までの

 生まれ落ちるところを 折り返し、

 閲覧する、そんなウイークエンド。


 おはなばたけのほとぼりに染まって

 夢ならば褪めないで、いたいの



午前3:18 · 2021年10月3日

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