もう一度 生きることができるのなら…

島々 砂人

第1話

 3月の、ある晴れた日の朝、僕は堅い決心の上で…あることをしようとしていた─ ─。

「おーい!だれかぁ!!駅員はいないかー!今、だれかが線路の上に落ちたぞ~!」

    ─ザワつく駅のホーム─

「えっ?!もう そろそろ、電車くるよね?」「自殺か~?もう、勘弁してくれよ~。」「えぇっ…目の前で、見殺し しなきゃ いけないの…?やだ、夢見の悪い…。」─ ─ ─そうだ。

 僕は、この素晴らしい天気の日に、駅のホームで……自殺をしようとしていたんだ…。

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もう一度 生きることができるのなら… 島々 砂人 @tukutukuhouci

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