脳はスマホに支配されている
スマホが普及している現代、スマホを持っていないという人はあまりいないことだろう。今時、小学生でも平気でスマホを持ち歩いている時代なのだ。
近所に住んでいる小学生も、公園で遊んでいる小学生も、みんなスマホを持っているぞ。今の子供はかなり早い段階からスマホに支配されてしまっているのだ。
ああ、かわいそうに…小学生ですらスマホに脳を支配されてしまったようだ…
スマホを持っている人のほとんどが意味もなく何となく毎日のようにスマホを使っている。自分がスマホに操られているとも知らずにだ…
自分で選んで選択したと思っていることはスマホに選択されているに過ぎないのだ。自分でスマホを使用としたというその選択は…
それすらもスマホにコントロールされて選ばされていることなのだ。もはや自分の頭で考えずに手が勝手に動いてスマホを動かしている状態なのだ。
そして馬鹿みたいにスマホに時間を費やし何もない無意味な一日を過ごして貴重な1日を終えてしまう。
ああ、かわいそうに…ほとんどの人がスマホに脳を支配されているようだ…
これから変わろうとしても無駄だ。これからもスマホを持ち続ける限り、延々と時間をスマホに費やして生きていくことになるだろう。
そしていつしか知ることになるだろう。それがスマホに操られた人の人生だということに…
人間がスマホを使っているのではなく人間がスマホに使われているのだ。悲しいことだがそれが現実だ。みんなの脳みそはスマホに支配されている。もう手遅れだ。
毎秒毎分毎時間…脳は常にスマホを求めてしまっている。いつしか人は自分で考えることをやめてスマホでしか考えられなくなっていくのだ。
もうスマホが体の一部と化してしまっている。いや、スマホは体の一部と言い切っていいのかもしれない。なんて悲しいことだろう。これが現実だ。
そしていつしか自分さえもスマホに支配されていた。気づかないうちにスマホの魔の手はが自分のところまでやってきていた。
「嫌だぁ…俺はスマホに脳を支配されたくないんだぁ…!誰か、誰か俺を助けてくれよぉ…!…うわあああああああああああ!!!!!!!」
そして自分もみんなと同じようにスマホに飲み込まれてしまった。とうとう自分もスマホに脳を支配されてしまったらしい。
やはり世界はスマホに支配されている。スマホに対して危惧していた自分ですらスマホの呪縛からは逃れられなかったのだ。これが人間の性なのだろう。
ああ、なんと悲しいことだろうか…
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