コラム
No.1 バトルマスターズの基本ルールについて
広場へ向かう道中、ルルがこんな事を聞いてきた。
「マサルがやってた『バトマ』ってどんなゲームなの?」
と言うわけで説明しようか。バトマについて!
〜バトルマスターズとは〜
バトルマスターズのルールは簡単!クリーチャーを召喚したり、魔法や装備を使用して相手のライフポイント(LP)を0にするだけ!
とてつもなくエキセントリックで面白いんだ!
詳しいことは下で説明するぜ。
1.準備するもの
・デッキ(40枚。同じカードは3枚まで。)
・コイン
・コストジェム(コストを表す置物。)
・サイコロ(6面体のみ。24面体なんて使うなよ!絶対にな!)
・計算機
用意するのはこれだけだぜ。楽に用意できるだろ?
2.カードの種類
カードの種類は大きく分けて3つ。
・クリーチャー
・魔法
・装備
個別に説明していくぜ
・クリーチャー
…バトルマスターズの主役だ。このカードを基に戦闘を行うぞ。固有の効果を持ってるカードもあるぞ。
・魔法
…戦闘をサポートする効果を持ったカード達だ。通常の魔法以外にも、場に残り続けて効果を発揮する永続魔法や、セットしておけば相手ターンにも発動できる速攻魔法があるぞ。
・装備
…クリーチャーに付けられる装備品だ。場にクリーチャーがいるときにそのカードの下に重ねて出せるぞ。
3.フィールドの説明
③③③③③⑤
④④④④④① ⑥
②
①山札
…デッキを置く場所だ。
②手札
…デッキから引いたカードを加えるところだ。相手からは基本確認できない。上限は6枚までで上限を超えたカードは墓地に行くぜ。
③クリーチャーゾーン
…クリーチャーを出すところだ。5体まで出せるぜ。
④魔法ゾーン
…魔法カードを発動するところだ。最大5枚まで出せるぜ。
⑤墓地
…破壊されたクリーチャーや使用した魔法カード等を置くところだぜ。
⑥コスト
コストジェムを置く場所だぜ。モンスターの召喚や魔法、装備の発動に関わる大切なものだぜ。
3.ゲームの流れ
長いからざっと説明するぜ。
⓪ゲーム開始時
...はじめにジャンケンで先行と後攻を決める。次に山札からカード引く。先行は5枚、後攻は6枚引ける。
①ドローフェイズ
…山札からカードを1枚引ける。引かずにスキップする事もできる。
②コストフェイズ
…このフェーズでは前のターンに使用したコストジェムが元に戻り、最大値が1つ増えるぜ。
③メインフェイズ
・モンスターの召喚、セット
召喚は縦向きの攻撃表示、横向きの守備表示のどちらでも出せる。セットは守備表示のみだぜ。
・魔法の発動、セット
・相手クリーチャーまたはプレイヤーに攻撃
以上の事ができる。
※召喚、発動はカードに書かれたコストジェムを消費して行う。
※セットはコストを支払わず裏側で場に出せるが、表にして召喚、発動を行う場合にコストを支払わなければならないぜ。
※攻撃対象による処理の変化
・プレイヤー
プレイヤーに攻撃した場合、その攻撃力分のダメージを与えるぜ。
・表側のクリーチャー
攻撃表示の場合、お互いの攻撃力を見せ合い、低い方を破壊
(墓地に送る)する。その後クリーチャーを破壊されたプレイヤーは
攻撃力の差分のダメージを受けるぜ。
・守備表示の場合、自身の攻撃力と相手の守備力を比較し、攻撃力が
高いなら守備側のクリーチャーを破壊する。守備力が高いなら、
攻撃力と守備力の差分のダメージを攻撃側が受けるぜ。
・セットされたクリーチャー
セットされたクリーチャーを攻撃した場合、相手は攻撃された
クリーチャーをコストを払い召喚できる。これで召喚した
クリーチャーは守備表示になる。(処理は表側のクリーチャー同様)
コストを支払わなかった場合、召喚できず破壊される。
(墓地に送るときは裏側で送る)
④エンドフェイズ
・自分のターンの終わりを宣言し、相手にターンを移す。この時、発動できる効果があるなら発動するぜ。
一通り終わったら①〜④を繰り返し相手のライフを0にした方が勝ちになるんだ。
〜〜〜〜〜
「これが基本的なルールになるぜ。どうだったかな?」
「うーん、よくわかんない」
ルルは首を傾げてしまった。バトマの対象年齢は12歳以上。11歳のルルには難しかったのだろうか。
「そ、そうか…それじゃ俺のコレクションが戻ったら、一緒にやろうぜ」
「うん」
そうして俺とルルは一緒にバトマをやる約束をした。
ホワイトロータス〜最強のカードコレクターが、禁止カードで無双します〜 榊 せいろ @seilo2
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