「勇者」の在り方って、作品によってさまざまですが、今作の勇者も面白かったです。前話で剣になっちゃったときは、「そういうやつかーーー」ってなりました。
人々の願いごとを叶える、皆の希望である勇者は、裏を返せばたしかに偶像であり、「器」ですよね。
けれど、クロリス自身が歩んで、触れ合って、接してきたからこそ、今回の勇者は「願いを叶えてくれる存在」ではなく、「願いを叶えてあげたい近しい人」になったのだなあと思いました。
戦闘描写たっぷりのヒリヒリする部分もありつつ、全体的にとても優しさに溢れた物語でした。
作者からの返信
そうなんですよね。勇者って、そもそも何だか分からないものですよね。何だか分からないけど、人類代表の英雄というか、強制的に魔王を倒さなければならない存在。だから色々と想像が広がりますし、作品によって千差万別になるんでしょう。
そして、描きたかった勇者像をばっちり拾って下さってるー。
クロリスに限らず周りの期待、願いを叶えようとしていくうちに、空っぽの「器」になってしまう人、いるんじゃないかと思います。そういう人も、知らないうちに自分の行動で他の人にとっての「願いを叶えてあげたい人」になってるって気づいてほしい。
私はどうも、自分の願望を作品に埋め込んでしまうみたいです(笑)
最後までお付き合い、ありがとうございました!
彩瀬さんが完璧なコメントを残しているのでもう何を言って良いものやら(๑˃̵ᴗ˂̵)
最後まで爽やかで良かったです!!
お疲れ様でした、ありがとうございました!
作者からの返信
分かります。
他の感想が完璧網羅してて、何も言うことないなって時。
なんかもう、微笑んでそのままとじそうになりますね(笑)
おお、爽やかでしたか。嬉しいです。
最後までお付き合いありがとうございました!