テンプレート習作
とりまりる
学園生・独学
さて、なんとか学校を抜け出すことには成功した。
重い通学鞄を肩に掛けなおし、急ぎ足で家路につく。仮病のつもりが本気で心配されたのが、不安を催すが(顔色が相当悪いらしい)。いや、体調は大丈夫なはず。
で、辿り着いたのは、自宅と学校の間の街にある図書館。思ったより広いね。電車の中で検索したら、駅から近いことが確認できたので、途中下車しました。
地元の友人には、遅れることを連絡済。
とにかく、この空いた時間で少しでも宿題を進めておかないと。
おや。終わったね。宿題。
息をついて、改めて確認してみるが、今日の宿題は全部終わりました。
時間を確認すると、普通に今から遊びに行ける時間だな。
あれ?
とりあえず片付けて、図書館を後にする。歩きながら思う。
こんな時間に終わるんだ?
なんで私はあんなに焦っていたのだろう。今日の宿題は絶対に全部は終わらないと思っていたのにな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます