第25話

「あと聞きたいんだが、スライムはこの青いやつ以外に他の色もいるのか?鑑定にはブルーって出てたんだろ?って事は他色もあるって事だろ?」


感じた疑問をダーサンに直接聞いてみる


「ここら辺の地域は青いのだけだな!昔各地を回った時に赤と黄色のは見た事あるぞ!まて色によってはバフ効果も変わるって事か?寧ろ味もかわるのか??」


確かに気になる内容だ、バフは置いといて『味』は確かに重要案件!ただ今の俺だとご近所だけでヒーヒー言ってるから行けるのは当分先なんだろうな


「なんだ行きたいんか?場所なら覚えてるから教えれるぞD級ぐらいの冒険者なら普通にいける場所だな!」


俺の階級を知らないダーサンは言ってくるが俺にはD級なんて遠すぎる話だ

ただこの欲求だけは収めれそうもないなどーしたものか


「俺、F級でステータスなんて弱いし、まともなスキルなんて使えやしない美味しかもしれない食材を目の前にして諦めきれない、、、」


スライムのぶつ切りを一つ口に入れ不満をぶちまける


「タロウそこら辺は問題は無いとは思う、パーティーを組めばタロウの力不足を少しはカバーできたりは解決できるとは思うのだがな、俺だって同じ目的を持つタロウとは組みたいと思うが、ここ暫く忙しくなるから今はまだ一緒に行けないんだよな」


ダーサンは不安を取り除くかの様な提案をしてきたが、Fランクでも目的が一緒ならついてきてくれる人もいるのかここは、ランク主義なのかと思ったがそうでもなさそうだな


「他に食った事ある魔物ってあるのか?」


「ここら辺には海がないから食えんが章魚が美味かったな」


おお、章魚こちらでは魔物なんだな、それとも異世界基準の章魚なんだろうか?気になるなー


「後は目玉だけの魔物も美味かったな!丸焼きにして食ったら美味かった!」


などと話をして今日の活動は終えるのであった。

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