第20話

「ほんと、よえーな!!」

仕事も終えて軽く飲んでいるとパットンから声をかけられ、振り向くとシュレンティガーも一緒に肩を並べて立っていて、そのまま俺の座ってるテーブルに座ってくる


「オークなんぞにギリギリの戦いをするのはタロウぐらいなもんだぞ?」


ニヤけながらパットンはエールを頼んでくる


「でも依頼失敗しなかったのは良かったな!とりあえず初依頼成功おめでと!!」


「ところで、なんでシュレンティガーさんが一緒にいるんだ?」


同じくエールを頼んで、まだ口を付けてないシュレンティガーに聞いてみると、何故だか言いにくそうにしながらパットンに目線を送る


「タロウのエールをキンキンにする話をしたら、是非飲んでみたいってなってなー2人でお祝い兼ねてきたんだよ」


(美味しいものをたかりにきたのか、、)


俺は全員分のエールにキンキンをかけて、飲み会が始まった


どうやら、俺には装備が足りない事が分かった

ギルドで程度の悪いものは無償で貸出してるらしいから、明日からの依頼はそれを借りて行こう


毎回パットンは俺の事心配してくれて、助かるがパットンのステータス聞いた時はホント弱いなって感じだな、、、ザッと俺の10倍近くはあったんじゃないかな?シュレンティガーさんも同じくらいだしさ


もう嫌になっちやうよ、、、


後朗報が、魔物と戦ってるうちにステータスが上がるって言ってたな、ここはいつか頑張るか!!

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