第11話
「タロウもうお終いだ!良くここまで猛攻に耐え続けたな、他の人達はこうなる前に、スキルの一つや二つ見せて合否判断をしてるのだが、タロウに至っては光る物は無いが、粘り強さがあるとは意外だった・・・よって、合格とする」
(ははは・・もう疲れて声も出ないや、でも合格した事は良かった・・・)
ドサッ、タロウはそのまま床に倒れ込んで気を失うのであった
・・・・
・・・・・
・・・・・・
「タロウ・・・」
「タロウ・・」
頭の中に声が響いてくる、なんだあの光は
淡く光る球体から俺の頭の中に声が響いてくる
「タロウ私は酒の精霊『アンブローズ』、ビール瓶に少し残ってるビールを依代として話しかけています、この世界『アイデン』は、未知の恐怖に脅かされそうになってます」
「ゴッドビール様は何も言わずタロウにこのアイデンに召喚なさいましたが、タロウには救って貰いたいのです、その為には世界各地を周り、力をつけ未知の恐怖に立ち向かって欲しいのです」
「私の力はビールが足りず、タロウには干渉できないでいますが、そのビール瓶には私の力を与えて少しは使いやすくしています」
「一方的に話しかけて命令をしてますがおねがいします」
酒の精霊アンブローズが一方的に話し終えると消えてしまい、俺は目を覚ますのだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます