おじさんの異世界転生
冬道
異世界に来てしまった
会社に向かっていた時、俺はいきなりナイフで刺された、そいつの顔を見ると黒い布で隠しており誰なのかわからなかった。
目が覚めると遠くが暗く、横に白くて丸い台座があり、目の前には俺が刺された時の映像と刺したやつの顔が出てきた、そいつは昔仕事でミスをし、俺が、会社やめちまえよと罵った男だった、その時昨日の出来事を思い出した、そいつは仕事を辞め俺に電話をかけて来た。
(男)仕事やめたの知ってます?
(俺)社内で話てたよ、お前が辞めたらしいって。
(男)僕、ミスしちゃって、あの時すみませんね、じゃあまた。
電話を切る
(男)何の電話だよ、気持ち悪いな。
俺が刺されたのは後日、その時察した。
(謎の声)あなたはひどい行いをしました、しかし死と言う罰を受けたので、許しましょう。
(俺)どこから喋ってるんだよ、俺は刺されたが今は元気だぞ?姿見せろよ。
(謎の声)姿見せても良いですが、眩しいですよ。
謎の声の主が姿を表す、その時、物凄く強い後光が見えた。
(俺)何だよお前眩しすぎて見えねぇよ、その光消してくれ。
(謎の声)消せるんだけどね、からかっちゃった。
謎の声の見た目は髭が伸びており、デブで、毛量が多く、おっさんだった。
(俺)消せるのかよ、てかお前おっさんじゃねぇか。
(謎の声)おじさんで何が悪い!私にはクルドフと言う名があるぞ、そうさ、私は神だ、敬語を使いたまえ。
(俺)神なんていねーよバーカ
(クルドフ)ごほん、真面目な話に移るが、これからお前はどうする。
(俺)どうするって家に帰してくれ、てかここ遠くが見えないし、一体どこなんだよ。
(クルドフ)死後の世界さ、まあ安心しろ。
(俺)安心できるかよ、じゃあもう家に帰れねえのか?てか本当に神だったんですね、ごめんなさいでした。
(クルドフ)素直でよろしい、ところで転生というものを知ってるか?
(俺)知りません、俺は仕事ばかりで、それを知る暇なんてないですから。
(クルドフ)まあ、簡単に説明するね、そこの台座に立って、行きたいとこ想像したらそこに行けるから。
(俺)雑……想像かあ……何を想像しようか、何でもいいんですか?
(クルドフ)まあ何でもいいがおすすめしないのは最強やハーレムだな、最強は魔王を倒したはいいが強すぎて死ぬこともなく、毎日暇してるぞ、後ハーレムは男が性奴隷化しており、見ていられないわ。
(俺)てか人のこと見れるのかよ。
(クルドフ)神だからね、たまに何してるか見たりしてるよ、でもその世界に入る事は出来ないからね。
(俺)魔王はいいアイデアだな、子供の時遊んだゲームを思い出した、確かあれ魔法とかも使えたな、よしこれにするか。
(クルドフ)もう決まったのか、物分かりがいいな、そこの台座に立ってから30秒後に想像した場所へ行く、準備はいいか?
(俺)わかりました!
台座に乗り昔やったゲームを思い出しながら世界を想像した、その時体の感覚が無くなり、俺は消滅したかと思ったしかし、目が覚めるとそこは知らないベッドの上だった。
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