【欧米メディアを怖がるチキン野郎な日本人】

 冒頭、

 2021年2月、大衆が熱狂している。

 「東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗が女性蔑視発言をした! 会長職から引きずり下ろせ! 奴の首を獲れ!」と煽動者に乗せられ大衆が熱狂している。

 と書いた。

 

 この森喜朗発言での煽動者こそが欧米メディアである。彼らは『なぜ会議(議論)に時間をかけないことが正しいのか』について説得力ある説明もせず、ただ『森発言は女性蔑視発言だ!』と連呼を繰り返し激しい日本人攻撃を展開した。

 だが説得力無き主張はレッテル貼りに過ぎず、憎悪を煽る明らかな煽動である。


 これに便乗し日本人攻撃をする日本人は奴隷でしかないが、この攻撃にビビリまくり慌てふためく日本人はチキン野郎である。


 オリンピックのスポンサー企業が煽動者と熱狂した大衆に脅され、森喜朗攻撃に荷担している。

 やはり商人(あきんど)には気概というものが無い。

「不買運動をかけられたら企業など弱いものだ!」という泣きの声が聞こえてきそうである。もういい。最初からお前達になど期待はしていない。



 問題は政治家である。群馬県知事・山本一太が実につまらないことを言った。

 https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/010/169000c参照


「発言は日本のイメージを極めて悪化させた。思い切って会長を辞任されたほうがいい」と語った。

 イメージが悪化するのは、『日本のイメージを悪化させてやろう』という悪意ある人間の行為によって、である。森喜朗が辞めようがそうした悪意ある意志を持った人間は次のネタを見つけてイメージ悪化に励むのである。


 さらに山本はこんなことまで言った。

「問題が万一長引いたら、ボイコットにつながる危険性がある」

 彼の中では森喜朗発言はソビエト連邦のアフガン侵攻並みの大事件だったらしい。この間抜けが昔国会議員だったとは。


 さらにこうまで言う。

「メンツを立てるとか、実績がどうこうという次元の話ではない。日本の国益を大きく損ねていることは間違いない」

 欧米メディアが排日キャンペーンをしたら、どうして欧米メディアが正しいことになるのだろう。『日本のイメージを下げて日本の国益を毀損してやろう』という悪意を見抜けない時点で政治家失格と言える。


 しょせん山本は国政レベルから去った者である。だが今国政レベルで政治家をやっていて情けない者もいる。

 それは与党自民党幹事長代行・野田聖子である。

https://www.asahi.com/articles/ASP2B5S9MP2BUTFK010.html?iref=com_rnavi_arank_nr01参照

「日本の国そのものがミスリードされることを国会議員の1人としては懸念している」と発言。


 『ミスリード』とは誤っている、ということだ。

 欧米が意図的に誤った報道をしていると認識できるということは、山本一太よりは有能である。


 だけどな、することが『懸念』だけですか?


 ミスリードしている奴らは嘘を言っているってことだからこの悪党どもを地獄へと導くのが日本の政治家の仕事だろう。


 脅えてないで差別とは断固戦え! 戦え! 戦え! 戦えーっ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る