妙な気遣いだね

(2021年12月5日 第38回「栄一の嫡男」視聴後)


 徳川慶喜が、東京に戻って来るまでに、三十年。

 長いなあ〜。

 西郷隆盛よりも赦免が遅いとか。

 ある意味、それ程までに警戒されていたのかな?

 渋沢栄一の持ち上げぶりが、逆効果だった面もあるのかも。

「あの渋沢栄一が崇めるような男が、東京に戻って来たら…」

「そのまま、政界に戻って来たら…」

 とか、余計に警戒したかも。


 日清戦争が数分で終わってしまったけれど、どうして始まった戦争なのかは、説明を一切しないままだったなあ。すると炎上でもするのだろうか?

 朝鮮半島を奪い合いましたって。

 どうせ義務教育で教えている事なのに。

 妙な気遣いだね。


 一番の見せ所が、国家予算が八千万円なのに、戦費二億円に首を傾げる渋沢栄一に、伊藤博文がドヤ顔で「賠償金が取れるから、大丈夫」とかました事(笑)

 そうだよねえ、これで味をしめちゃって、日露戦争が終わった時にマジ炎上したねえ。そこはやるのかな? やるだろうね、たぶん。

 戦争のデメリットに目を向けなくなった経緯は、描くと思うんだ、この作品は。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。


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