第10話 空想だって良いじゃん!


マリンは、病室のベッドの上で一人、ボーっとしていた。

マリンは、重度の病気で、植物人間になっている。


マリンは、心の中で独り言を言うのであった。


マリン「今日も、与志子ちゃんと千歌ちゃんを心の中に呼んで、一緒に話そうかなぁ。」


マリンは、1粒の涙を流した。


マリン「私は、もうすぐ死んぢゃうんだ。」


私はもう、喋ることすら出来ないでいた。


意識がもうろうとしてきた。


来世で逢えたら良いな。


マリン「与志子ちゃん、千歌ちゃん、私はもう。」


ピーーーーーーーーーーーー。


看護婦「先生!マリンちゃんの意識が!」


先生「これはもう、手遅れだ。寿命だよ。」


看護婦「そんな、マリンちゃん!!」


こうして、マリンの物語は幕を閉じたのであった。






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