転生先は俺も王子様ですか!?
冬猫
第1話目が覚めたら此処は別世界
「ぶえっくしゅん!」
「ちょっと春人あんた、大丈夫なの?」
「あ~っ、大丈夫だって、1日寝たら治るよ」
「何かあったらお父さんかお母さんの職場に連絡するのよ。」
「うん、分かった。行ってらっしゃい!」
パタン!母さんが仕事に向かい今この家には俺1人になった。
「はぁ~っ、ダル…暇だな、大人しく寝るか」
俺の名前は坂田春人高校二年だ。
夜中までゲームで遊び朝になったら熱で風邪引いてしまい、ダウンしている処だ…夜中寒いの忘れて夢中でゲームやっていたからな…。
俺の家族は父さんと母さんそして姉ちゃん4人家族で姉ちゃんは結婚して家を出ている。
両親が共働きだから、帰りが遅い時は簡単だが、料理もする事もある。褒めて!……って、誰に話してんだ俺は…?
俺は布団の中でゴロゴロと寝て、熱のせいか喉が今カラカラの状態だ。
「……喉が渇いたな…水飲んで……」
グラ~ッ!?と目の前が真っ暗になり俺は立ち上る事も出来ずそのまま倒れてしまった。
…………「……様…」……「…ル様」……
俺は誰かが名前を呼んでいる事で頭の中がまだボーっとしているなか、その声ははっきりと聞こえた。
「ウィル様!!」
「は、はい!?」
俺は、「え?」と、思いながら「さっきの名前俺の名前では無かったな…」返事をして今頃気付いた。
「ウィル様~~~~っ!!」
「うあっ!?」
俺に抱き付いてきた女の子がわんわん泣きながら俺の体をギュッと抱き締めていた。
ち、ちょっと……胸当たってますが…俺は抱き付く誰なのかも分からない女の子に触る訳にはいかず今俺は万歳状態でいた…。
「ウィル様、ウィル様……良かったで御座います。このまま目が覚めないかと思っておりました……」
さっきから、この女の子は俺の事を「ウィル様」と呼んでいるけど?誰かと間違って言っているんじゃ…
「……あ、あの……誰かと間違…?」
あれ?俺の声こんなに高い声だったのか?熱のせいで声がかわったのか?…喉熱かったからな……ふと、周りを見て驚いた。豪華な高そうな家具にカーテンに絨毯に天上にはシャンデリア?俺は目の前がまたクラクラとして、そのまま眠ってしまった。
「!?」
「ウィル様、ウィル様!?目を開けて下さいウィル様!!」
だから、その外国人の名前俺じゃないから……俺はうっら、うっら…と、目を閉じて行き、これは夢何だ…でも、さっきの女の子の胸当たってたけど……夢でも良い思いしたな…俺は今度目が覚めた時は自分の部屋だと思い深い眠りに着いた。
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