第3話 BL 小説の文字数
BL 小説の文字数
BL小説の1シーンがどれだけあるかですが、原稿用紙十枚前後でした。文字にすると4000字の八割くらい(二割は余白)で3000~3200字です。サンプルを沢山取ったわけではありませんが、一般の恋愛小説は原稿用紙七、八枚くらいでした。原稿用紙五枚という方もいます。
奈良裕明さんの『小説を書くための基礎メソッド 初級編』では、1シーン五枚で計算されていました。奈良さんの本の引用すると、
5枚×4(起承転結)=約30枚(短編小説)
30枚×4=約100枚(中編小説)
100枚×4=約300枚(長編小説・単行本一冊分)
300枚×∞=(大長編・大河小説)
原稿用紙を文字にすると、 短編三十枚=10000字 中編百枚=30000字 長編三百枚=100000字 くらいが目安ですね。
書きたい枚数をシーン1つ十枚(約3000字)で割っていくと使えるシーンがいくつあるか出てきます。 1シーンごとの増減はあるので、あくまでも平均値です。
雑誌に掲載されている小説は原稿用紙百六十枚~二百枚くらいでした。 文字で考えると50000~65000字になります。
自分は大体4000~5000字で一章を組み立てて、それを3~4シーンで書いているような気がします。そうすると1シーン1500字前後で、原稿用紙五枚程度ですね。 でも、小説の枚数を全然コントロールできていないので、計算が役に立っていないところが悲しいです。
あくまでも平均値なので、書くのは自分のリズムでいいと思うのですけどね。 1シーンが長めの作家さんもいらっしゃいました。
原稿用紙十枚=3000~3200字というのは自分の小説で調べてみたもので、根拠がある数字ではありません。文字の組み方で余白の文字数も変わるので、誤差があると考えていただいたほうがいいかもしれません。
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