35 爆裂の転校生の家族 八百屋の二階 援軍は来ない


シュン! 八百屋の前。

「ほう、これが八百屋、、」俺

「三文芝居はいいから!」フレイヤ

「おじさん、ごめんなさい、店から入るわよ」

「ああおかえりフレーやちゃん、早いね?」

「ええ、ちょっとね!」

「あなた達、悪いけど少しココで待ってて」と店頭に置き去りな俺ら。

なんか悪いので買い物しようかな?


「あの、このナスを、、、8+6+6+マルコ?来るのかな?」

「行くわよ?」

そーですか、、

「ココにあるだけもらっていいっすか?」

「おう!剛毅だね!ありがとよっ!」

それとー

「人参とじゃがいもと玉ねぎとにんにく全部と、生唐辛子、、青いほうを一山、あら、りんごもあるのね、りんご全部ちょうだいね」マルコ

「お!ありがとうよ!!でも持てるかな?男ではおにいちゃん一人だよね?」

「だいじょぶです。てーか、マルコ?」

「ええ、明日はカレーよ?」

居つくのかよ、、、

拒否できない俺、、前世と全く変わらんなぁ、、、そこらへん


おかね払ってモノもらってストレージに仕舞う。

「ほう、初めて見たよ、、貴族さんは違うんだねぇ、、」

「いや、、貴族っても形だけですからうちは、、元冒険者で、おれらもそうなりますから」

「あら?あなたはうちの伯爵家を嗣ぐのよ?」

・・・・・・・

うちゅーへのぼーけんがぁぁ・・・・


「おまたせ!」

ぞろぞろぞろぞろ、、

おう!!王様!!お妃様!!

「って、格好?」王様王妃様そのまんまである!!

「だって着の身着のまま逃げてきたんだからっつ!!!」

そーですか、、


「んじゃみなさん手を繋いで、、そう、で、いきます」

シュン!


シュン!

本邸玄関前。

「おおおおおお!!!これが転移、、、」全員

「流石うちの次期ね」マルコ

・・・・

がちゃ、

「あら!いらっしゃい!!お待ちしておりましたわ、どうぞ!」母


ぞろぞろぞろ

「やあ!いらしゃいませ!ようこそ!お待ちしておりました。

皆さんの邸ができるまで、しばらく狭いでしょうが、ここで自分の邸だとおもってくつろいでください。」父


「「・・・・・・こ、、こんな、、」」王、王妃

泣き出す2人。つられて他の6人も


さぁさぁ、立っていないでこちらに、、とソファに案内する母

他の者達も座り、メイドが茶を入れ、菓子を出してくれる。


マルコが父母の前に出て、

「お父様お母様はじめまして、マルイアンヌ・シュトレーゼマンと申します。伯爵フランツ・フォン・シュトレーゼマンの長女で伯爵家を継ぎます。太郎様とは懇意にさせていただいております。どうか、これから、よろしくおねがいいたします。ちなみに父は楽団を持っていて、指揮者をしています。だめの楽団と言います。」

貴族令嬢らしく挨拶する。

と、

「「・・ほう!!」」父母

「よくやった!太郎!」父

「太郎、、、あなたに、、まぁまぁ!!」母

あれ?そーなの?何この反応?あれれ?あれぇえ??


(おまえ、よくやったな?こりゃ痩せたら美人だぞ?!!)父

ほう、、やっぱそうなの?ふーん?そうお?ふううん、、


ちょろすぎ太郎、将来 も 心配だ!


父に、フレイヤ邸を作っていい場所をお願いして、マルコとフレイヤと3人で八百屋に帰る。


「そうかー、、新しい場所決まったのか、、さみしくなるなぁ」八百屋のおっさん

「いや、、この上に8人とか、床抜けちゃうでしょ?」流石の俺もクチを出す。

「あー、まぁうちもボロッボロっだからなぁ、、」

「この店の建物、作ってからどのくらいなんですか?」俺

「あー、息子が生まれてからだから、、おい、あいつ今いくつだ?え?30?もうそんなんなったんか、、はええなぁ、、あ、だから30年だね」

(建物のみ、30年回復!)

しゅわん!

「あ、れ?れ?、、、ほや?」おやじ

「今までフレイヤ一家がお世話になっていた礼です」俺

・・・・・・・・・

「おやじさん!おばさん!今までありがとう!元気でね!」フレイヤ

誰だよおまえ?


シュン!


「ただいまー」

「おう、」

「おかえり、どうだった?」

「うん、OK.問題なし。で次郎、お父さんに場所選定たのんだから、

明日にでも俺と一緒に邸建てるの頼めるか?」俺

「まかせろ!俺の出番だ!」

属性のあるもんはやっぱ次郎がどーしても数歩抜きん出ている。


「姫様、どうもありがとうございます!」フレイヤ

「でも一時しのぎよ、元を潰さないといつまでたっても狙われ続けるのよ、だから今夜やるからね」

「はい。それは勿論です。一匹残らず、お願いいたします」

「そりゃ当たり前よ。あのダメリーでも一匹も逃さなかったのよ?」

「うむ、、あれは実にうまく行ったな」四郎

「ああ、初回の実験にしては最高だったなー!」次郎

「うん、見ててもたいして面白くないけどね、映画のほうがよほど面白い」三郎

「完全自動化すぎたよなー」俺

「「「「「おまえだろーが!!」」」」」


「え?太郎様が?」マルコ

「ああ、太郎が発案し、俺達皆で作ったんだ完全自動化ゴーレム兵部隊を。世界の全軍相手にしても余裕じゃないかな?」三郎

「・・・さ、流石、太郎さま、、、」

おい、そのちっちゃなきらきらした目、やめろー、、


「あなた、伊達に魚の腐った目のアホな子やってたってわけじゃないのね?」フレイヤ

おい日本語、、(まともな言葉で話せよ、の意)



王都邸のフレイヤの部屋は姫の隣になった。

二階は間の吹き抜け挟んで正面から見て左右に5つずつ部屋がわかれて有る。

その左側(南向き)の中央に姫、奥にマルコ、手前にフレイヤ、マルコの奥に俺、、、、、フレイヤの手前に次郎、と配置になった。

なぜ俺と次郎かと言うと、強さから。警護の観点からだ。

右側正面は2つぶち抜きで両親の王都用部屋になっている。その一番奥に三郎、手前に四郎。両親と四郎の間に1つあいているが、客間でいいだろう、と。


で、

「マルコ君、王都に邸を持っている君が、なぜこの王都のうちの邸に住むんだね?」俺

「もう両親、お互いの、両親たちから了承得ているからよ?」

いつのまに!!!恐ろしい子!!!!


こうして俺はどんどん追い込まれていった、、援軍は無い、、

援軍を、援軍を求む、、、、、誰か、、、



好ご期待♪                   ぷw

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