横中のふしぎ事件
第68話 世界をつなぐ希望の桜
夏休みが終わり、つぼみたちは晴斗とプラチナによってある場所へと招待された。
「
「ちょっとついてきて」
つぼみたちがたどり着いたのは、神門神社。そこには、ソメイヨシノがご神木となっている。
「サクラはヨーロッパ・西シベリア、日本、中国、アメリカ・カナダなど、主に北半球の温帯に
チララとチャミィは、
「ソメイヨシノは、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの
その近くでは、晴斗とプラチナが神門神社の桜にいて解説している。
「この桜の木、ここ数年は花が咲いていない」
「つまり、
すると、
「これは、こことおとぎの世界、パラレルワールドをつなぐとされている!」
「もし春に花が咲くとしたら、三つの世界がつながるというのだが…」
チララとチャミィも、桜の木を知っているようだ。
すると、
「うわっ!」
「何をするつもりだ!」
「ちゅぴ!桜の木を伐採しようとしている!」
「大切なご神木を切り倒すなんて、許さない!」
チララと晴斗が怒りをあらわにすると、
「さあ、変身よ」
「うん」
つぼみたちはドールプリンセスに変身する。
「プリンセス・ロイヤル・ドレスアップ!」
「希望と未来のプリンセス・ロイヤルレインボー、見参!」
続いて、
「プリンセス・ロイヤルチャージ!」
ロイヤルレインボーがロイヤルクリスタルロッドを手に持つと、
「3,2,1,Go!」
とピュアロイヤルメイクドレッサーに
「
ピュアロイヤルメイクドレッサーにロイヤルシードをセットすると、
「ロイヤルシード・セット!プリンセス・ロイヤル・ドレスアップ!」
金と
「ロイヤルドレス・シャイニングフォーム、ここにて見参!」
「私たち、プリンセスドールズ!プリンセスステージ、レッツスタート!」
ロイヤルドレスアップしたプリンセスドールズが現れると、
「鬼は外!」
「福は内!」
コロンとチャミィが鬼たちを
「今がチャンスだ!」
「心の輝きを信じて」
プリンセスドールズがロイヤルクリスタルロッドを手に持つと、
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
ピュアロイヤルメイクドレッサーでロイヤルドレスアップしたプリンセスドールズによる鬼退治が始まった。
「今こそ 力を一つに」
「それいけ Fight」
「あっぱれ Light」
「秘めた力 信じて」
「美しく速く進め」
「
「がんばれ Let’s Go!」
「日本のBoys & Girls」
「世界の人々に向けて」
「大きな声で
「誰かのピンチ救うため」
「いつも」
「Don’t stop.」
「たとえつまづいたって」
「すぐに立ち直れる」
「
「だからこそ」
「輝く未来 築こう」
「賢い人は
「勇気のある人 力を生かせ」
「今こそ 力を一つに」
「がんばれ Fight」
「はばたけ Flight」
「
「大輪に咲き誇る桜」
「
「それいけ Fight」
「あっぱれ Light」
「秘めた力 信じて」
「美しく速く進め」
「栄光 つかむために」
「がんばれ Let’s Go!」
「日本のBoys & Girls」
「私たちのバトン」
「あなたにつなぐために」
「夢と希望をもって」
「立ち上がる」
「Going on」
「パスを重ねて点を決めるんだ」
「ゴールのマウスに
「今こそ 力を一つに」
「がんばれ Fight」
「はばたけ Flight」
「描いた夢目指して」
「黄金に光る太陽」
「
「それいけ Fight」
「あっぱれ Light」
「秘めた力 信じて」
「世界で一つだけの道」
「夢に向かって走れ」
「がんばれ Let’s Go!」
「日本のBoys & Girls」
「一人ではやっていけない」
「私たちがいる」
「みんなもここにいる」
「一緒に エールを」
「エールを送ろう」
「がんばれ Fight」
「はばたけ Flight」
「描いた夢目指して」
「黄金に光る太陽」
「幾千の星の子たち」
「それいけ Fight」
「あっぱれ Light」
「秘めた力 信じて」
「世界で一つだけの道」
「夢に向かって走れ」
「がんばれ Let’s Go!」
「日本のBoys & Girls」
「今こそ 力を一つに」
「今こそ、力を一つにするとき!プリンセス・ロイヤル・レボリューション!」
プリンセスドールズはロイヤルクリスタルロッドを鬼たちに向ける。すると、鬼たちの
「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」
と、チララはプリンセスハートのありかに察知。そこにたどり着くと、
「キャッチ!」
とプリンセスハートの回収に成功する。
「これは、プリンセスハート・ローズだ!」
「それではみなさん、また次回輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」
プリンセスドールズが勝利宣言すると、桜の木の伐採は
それから、
「ねえ、晴斗くんは私と出会った時のことを覚えている?」
「もちろんだ」
つぼみと晴斗は、まだ神門神社にいた。
「確か、ここで出会ったような…」
それは、今から九年前の春の出来事。満開の桜の木の下で、当時は年中だったつぼみと晴斗は出会った。
「私、
「僕は
「よろしくね!」
「よろしく」
父親である藤村刑事の仕事の関係でニューヨークから引っ
「ねえ、一緒に帰ってもいい?」
「もちろん」
それから、つぼみと晴斗は、
「あれから九年か…」
「そうね…」
あの日から九年の月日が流れ、神門神社の桜は今にも枯れてしまいそうになっている。
「プリンセスハートがすべて集まったのなら、もう一度花が咲くのかも?」
「その可能性はある」
つぼみと晴斗は、桜の復活にはプリンセスハートを集めていくしかないと考えるのであった。
一方その頃、
「ざます、ざます、ざます…」
パラレルワールドにいるアクシアによる
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