第48話 みんなの心を結集するとき
パラレルワールドにあるダークネス団アジトでは、ドクターがあることを
「我々はこれまでに、
その時、モニターには人々が消えた世界中の主要都市を映し出していた。つまり、これは
「次なるターゲットは、東京だ」
そのうえで、ドクターは早くも次なる目標を打ち立てた。
その頃、
「つぼみ、今年もよろしくね」
「みんな、ありがとう!」
「力を合わせて頑張(がんば)りましょう」
つぼみは、昨年度に引き続き、
「これより、ポートフロンティア学園中等部始業式を行います。まず、初めに校長先生によるご
講堂で始業式の式典が開かれ、校長先生が式辞を述べる。
「この春休みは新学年に向けて有意義な期間に出来たでしょうか?新二年生の皆さん、去年の自分達を思い出しながら一年間で学んだ事をさらに活かしてください。また
そして、在校生を代表して晴斗が新年度の誓いを述べる。
「我々ポートフロンティア学園中等部の生徒一同は、文武両道により
晴斗が壇上から降りた
「ドドドドドドドドド…」
地鳴りとともに、
「あら、またお会いすることができて本当に
「本日の
「
怪盗トリオの合図で、
「さあ、変身よ」
「うん」
つぼみたちはドールプリンセスに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
「
「水と氷のプリンセス・アクアブルー、見参!」
「花のプリンセス・シトラスイエロー、見参!」
「星と月のプリンセス・トウィンクルパープル、見参!」
「
プリンセスドールズが現れると、
「待ちなさい!」
「私も行く!」
「気を付けて!」
生徒たちとともに
「さあ、ショータイムのはじまりよ」
琴音は、エースミュージックポッドでドールプリンセスに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
赤と
「
スカーレットエースが現れると、光の女神がおとぎの世界から現れて、
「今こそ、ピュアロイヤルメイクドレッサーの封印を解くのです」
とプリンセスドールズにアドバイスを送り、
「さあ、五人の力を、今ここに集うとき」
プリンセスドールズがピュアロイヤルメイクドレッサーの
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
ピュアロイヤルメイクドレッサーでパワーアップしたプリンセスドールズによる魔獣の浄化がはじまった。
「Dash! Dash! Jumpingしよう!」
「心に
「その先は」
「未来」
「Boys & Girls Don’t Think Feel!」
「ウインクだけはなぜか」
「うまくできない」
「笑顔のまま 毎日を」
「過ごしてる」
「選挙の日などはなんか」
「出かけたくなる」
「正午まで数えると」
「眠ってしまう」
「
「悲しくなったときは」
「抱きしめて」
「今は」
「もう大丈夫だよ」
「Yeah! Yeah! Lucky Every Day!」
「無限の可能性」
「みんなみんな」
「同じ」
「ひとりぼっちじゃない」
「Dash! Dash! Jumpingしよう!」
「心に翼がある」
「その先は」
「未来」
「Boys & Girls Don’t Think Feel!」
「好きな人といると」
「とても幸せ」
「もし魔法を使えるなら」
「時間止めたい」
「抱きしめて」
「友達同士だから」
「抱きしめて」
「もしも」
「さみしいなら」
「Yeah! Yeah! Lucky Every Day!」
「無限の可能性」
「空はいつも青く」
「晴れ
「Dash! Dash! Jumpingしよう!」
「心の翼広げたら」
「指切りの儀式」
「Boys & Girls Don’t Think Feel!」
「Dash! Dash! Jumpingしよう!」
「心に翼がある」
「その先は」
「未来」
「Boys & Girls Don’t Think Feel!」
「Yeah! Yeah! Lucky Every Day!」
「無限の可能性」
「空はいつも青く」
「晴れ渡るから」
「Dash! Dash! Jumpingしよう!」
「心の翼広げたら」
「指切りの儀式」
「Boys & Girls Don’t Think Feel!」
「今こそ、力を一つにするとき!プリンセス・ピュア・エクストリーム!」
プリンセスドールズがピュアロイヤルメイクドレッサーのエネルギーをためていく。すると、プリンセスドールズが、
「アンコールはお断り」
と言って、魔獣は
「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」
と、チララが魔獣のコアから出てきたマジカルジュエルのありかを察知。そこにたどり着くと、
「キャッチ!」
とマジカルジュエルを回収することに成功した。それをラブリーピンクのプリンセスミラーに認識すると、
「タンザナイト。
「それではみなさん、また次回輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」
プリンセスドールズが勝利宣言すると、
「もう、また負けちゃったんじゃないの!」
「今日は勝てると思ったのに!」
「次という次こそは絶対に勝つ!」
怪盗トリオはこう
それから、始業式は再開された。
「新たなる光輝く」
「
「清く 正しく 高らかに」
「青空に映える」
「
「横中で
「若者たちよ」
「誇り高く 希望をもって」
「ああ 青春の日々 行かむ」
「たくましき命輝く」
「港の街で」
「強く 優しく しなやかに」
「群青に映える」
「
「少年たち 少女たち」
「いざその時」
「大いなる夢を持って」
「ああ 横中の我が母校」
ポートフロンティア学園の校歌を
「以上を持ちまして、ポートフロンティア学園の始業式を終わります。一同、礼!」
こうして、始業式は無事に終了した。
つぼみたちが教室へと戻ると、
「二年一組の担任を務めることになりました、神門あかりです。よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いします」
「それでは、机に置かれている教材に落丁や乱丁がないかご確認ください」
神門あかりの担任の元、ホームルーム活動を行った。
「それでは、自己紹介をお願いします」
「東京都から来ました、神門琴音です。よろしくお願いいたします」
琴音も加わり、二年一組が始動した。
その翌日、ポートフロンティア学園では、入学式が盛大に開かれた。
「本日は、私たちポートフロンティア学園新入生のためにこのように盛大な入学式を
新入生代表のあいさつの後、生徒会役員で在校生代表の晴斗は、新入生たちに向けて言葉を残す。
「新入生の皆さん。このたびは入学おめでとうございます。私たち在校生一同は、皆さんの入学を心から
晴斗のスピーチは、新入生の心に残ったようだ。
一方その頃、ドクターはダークネス団アジトで人間界の様子を見ていた。
「人間界の春は、桜の花が開くのか…」
人間界をリモート視察しているドクター。するといきなり、ドクターが重大発表を行う。
「我が本当の名前は、ネメシス・オメガ。我こそがダークネス団の生みの親で最高責任者だ。それまでは
なんと、ドクターの本名がネメシス・オメガであることが判明した。
「マジカルジュエルの中で最高級とされているもの。それは、アレキサンドライトのマジカルジュエルだ。ただし、これを出現させるには条件がある。それは、残されているマジカルジュエルをすべて集めることだ」
オメガは、アレキサンドライトのマジカルジュエルの存在を明かすのであった。
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