第43話 絶体絶命!寒さに閉ざされた横中
ダークネス団の発表会が間近に
「つい最近、中学生が次々と消息を絶つという
というニュースが流れている。
「これはひどい!」
「ダークネス財団の
つぼみとチララがこのニュースに
「たった今入ってきた速報です。ダークネス団がマスコミ各社に向けて声明を出した模様です」
「近日中に、横中ポートフューチャーで、ダークネス
ダークネス団が犯行声明を出してきた。
「これと
つぼみは、あることを
「明日、晴斗くんのところに行ってくる!」
「気を付けて!」
つぼみの決意に、チララはこう受け入れた。
翌日、つぼみと晴斗は、晴斗の家にいた。
「近頃、中学生の謎に包まれた失踪事件が相次いでいるようだ。現時点で判明しているのは、陸上の
「才能ある人がどうしていなくなっちゃうの?」
「それはまだわからない。だけど、彼らから親への連絡も入ってこないことはお父さんの話から聞いた」
国際警察の刑事を父親に持つ晴斗は、つぼみに事件について説明すると、
「ダークネス団によって連れ去られたのかも」
「その可能性はある」
と、
それを、
「本当なんですか!?」
「信じられないわ」
と驚きを隠せずにいた。それだけではない。アリスの元にこんなものが届けられていた。
「つい先ほど自宅にダークネス団からの手紙が送られてきました」
「ねえ、私たちにこれを見せて」
つぼみは手紙の封を開けると、
「どれどれ…読んでみるね」
つぼみたちは手紙を読む。
「プリンセスドールズよ、近いうちに、横中ポートフューチャーで
と書かれていた。
これを読んだつぼみは、
「
と怒りを露にしたうえで、
「みんな、必ず勝利しよう」
「パールのマジカルストーンだけじゃなく」
「みんなを助けましょう」
と、沙奈とアリスに
一方その頃、横中ポートフューチャーは氷で
「大変残念ではありますが、本日の営業は休止しております。またのご来場をお待ちしております」
横中スカイワールドは臨時休業を余儀なくされ、横中の海は完全に
「ここで合っているの?」
「そうね」
そんな横中ポートフューチャーに、
「いつもは、多くの人でにぎわっているのに、今日は誰もいないわ」
「ねえ、見て!」
すると、蘭は
「やるといったら、行くしかないわ」
蘭はプリンセスコズミックスターでドールプリンセスに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
蘭を
「星と月のプリンセス・トウィンクルパープル、見参!プリンセスステージ、レッツスタート!」
トウィンクルパープルが現れると、
「待たせたな」
ドクターの声とともに、氷でできた鳥をイメージした伝説の
「パールのマジカルジュエルを返してほしいのであれば、これを倒してみろ!」
「その言葉、受けて立つわ」
トウィンクルパープルは魔獣の浄化に
「ここで決めるわ」
トウィンクルパープルがプリンセスコズミックスターにダイヤモンドのマジカルジュエルをセット。その力をプリンセススタータンバリンに
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
トウィンクルパープルによる魔獣の浄化が始まった。
「発車のベルと」
「同時に出会う二人」
「でもすれ
「早く会いたい」
「だけど知らない」
「だから だから unknown unknown」
「なぜそんなに会いたい?」
「あなたの思い」
「ねえ 目を合わせて」
「
「そうそうそう 気になりそう」
「私の
「あなたのことだらけ」
「さあさあさあ 勇気を出して」
「本当のことを」
「伝えに行こう」
「恋(こい)するリフレイン」
「ねえねえねえ 教えてよ」
「あなたの気持ち」
「すぐすぐすぐ 行かなきゃ」
「あなたの元へ」
「恋するリフレイン」
「そうそうそう 気になりそう」
「私の脳内は」
「あなたのことだらけ」
「さあさあさあ 勇気を出して」
「本当のことを」
「伝えに行こう」
「恋するリフレイン」
「ダイヤモンドの
トウィンクルパープルがプリンセススタータンバリンを響かせる。しかし、それは魔獣によって
その頃、
「ちょっと、行ってくるわ」
「待て!」
「カレンも行く!」
「君はここにいてくれ!」
プラチナの家にいた
「誰か助けて…。早く…。お願いだから…」
トウィンクルパープルはその後も魔獣との戦いに大苦戦。
しかし、その時だった。
「これで終わりか?」
「まだ終わっていないよ」
ドクターからの問いかけに答えながら、つぼみ・沙奈・アリスがトウィンクルパープルの元へ
「どうしてここにいるの!?」
「実は、どうやって魔獣に勝てるかやってみたの…。でも、それが…。まったくできなくて」
つぼみの質問に、トウィンクルパープルは元気なくこう返した。
「私たち、仲間だよね?」
「うん」
「ドールプリンセスが一つの場所に
「勇気と友情があれば、なんだってできるわ」
「ありがとう」
つぼみたちの力強い言葉に、トウィンクルパープルは再び立ち上がった。
「さあ、変身よ」
「うん」
つぼみ、沙奈、アリスはプリンセスミラーでドールプリンセスに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
「
「水と氷のプリンセス・アクアブルー、見参!」
「花のプリンセス・シトラスイエロー、見参!」
「私たち、プリンセスドールズ!プリンセスステージ、レッツスタート!」
プリンセスドールズが全員そろうと、
「
「もちろん。さあ、戦いを始めよう!」
こうして、ダークネス団が所有しているパールのマジカルジュエルを取り
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