拝読しました。社会になくてはならない礎、テーマはとても良かったと思います。ただヤクザのヒットマンとなり、敵対組織の幹部を打って、それがなんとなく組のためになるのはわかるのですが、具体的にな描写がないので、彼がどう社会に「役に立つ」かがいまいち掴めませんでした。敵対組織がものすごく悪どいことをしている描写などあればリアリティが増したかもしれません。

また、文を追っていると、ときおりオヤ、とひっかかる部分があるので、今一度推敲されるのもよいと思います。

例えば

雨はより強まる。歌舞伎町には（似つかない）→（似つかわしくない）雨は、まるで幸田を含め、この街の苦しむ者全ての心情を表しているかの様（なだった雨）→（削除でいいと思います。）だった。

―――それだけで、彼は報われたのだと感じ（れ）→（られ にするか、もしくは削除）た。

感想がこのようなかたちになりすみません。
不快でしたら削除してください。