第21話 奴隷
「では、これからどうしますか?」
ギルド長の部屋から出て受付嬢が座っているカウンターに戻ってきた。
「うーん…取り敢えず、今日はこの街がどうなったか歩くかな。あと仲間集め」
「仲間ですか?」
「そう、信頼できる…ね。あとさ、ちょっと頼みたい事あるのだけれど」
「頼みですか?」
ミナルはナタリーにやってもらいたい事を話した。
「分かりました。明日までには分かると思うので待っててください」
「ありがとう」
「では、行ってらっしゃいませ」
ミナルはギルドをあとにした。
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「さて…奴隷商行くか」
信頼できるとなればそこしかないよね?
お金は後払いでも出来たはずだし。
紹介状も貰ったし。
「ここを真っ直ぐ行って、左に曲がれば着くはず」
分からなくても「全知の眼球」が全て知ってるのでミナルが知っていなくても分かるので非常に便利だと思った。
「にしても…賑やかだなぁ。変わらないや」
ミナルはこの街が好きだった。
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しばらく歩いていると、それっぽい所に着いた。
「ここだね」
ミナルは中に入った。中に入ると奴隷商だろうか、人がいた。
「こんにちは。何か御用で?」
「あっ、えぇと…戦闘に連れて行くので…」
「分かりました。何か紹介状などはありますか?」
「あります。これです」
ギルド長のグレイドが書いた紹介状を渡した。それを読んで奴隷商の人は驚いた。
「Sランクになるのですね?おめでとうございます」
「あの…1つ相談したいのですけど…」
「大丈夫です。この紹介状を読んで分かりましたから。後払いにして欲しいのですね?」
「はい。そうですね」
すると、少し考えてから奴隷商の人は言った。
「分かりました。なら…期限は…2週間後とかでも?」
「それでお願いします」
「では、案内するのでついてきてください」
「えっと…あなたは?」
「ニルドと言います。よろしくお願いしますね」
ミナルはニルドに奴隷のいる所へ案内された。
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ニルドは良い人です。
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